阪神・森下翔太、ド根性マルチ!前日に自打球で交代、痛み&患部の腫れ残るも「チームの士気下げない」

[ 2026年4月30日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―0ヤクルト ( 2026年4月29日    神宮 )

<ヤ・神(5)>8回、安打を放つ森下(撮影・藤山 由理)
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 この男は勝負強さだけでなく、痛みにも強い。28日のヤクルト戦で途中交代した手負いの阪神・森下が、マルチ安打で勝利に貢献した。

 「痛みはありますけど、チカさん(近本)もいない。自分が試合に出ることでチームの士気を下げないという意味でも(今日は高橋)遥人さんがすごかったですけど、勝ったことはすごく良かった」

 1点リードして迎えた6回1死一塁の3打席目だ。カウント2―1から山野の外角低めのワンシームを振り抜いて中前へ運び、好機を拡大。2死満塁から6番・小幡の一塁への適時内野安打につなげた。続く8回先頭の打席ではカウント1―1から広沢の154キロ外角直球を再び中前へはじき返した。万全とはいえないコンディションの中、不屈の闘志と責任感をにじませる背番号1が、近本と中野をスタメンから欠く打線をけん引した。

 「結果も出せたというのも、自分の中では良かった」

 28日の8回に左足親指に自打球を当て途中交代。この日は、やや左足を引きずりながら球場入りした。「実際はめちゃくちゃ痛いからね」。練習前にそう笑い飛ばしていたが、その患部は腫れ、テーピング処置を施した上でスパイクをかろうじて履ける状態だった。試合後も左足のランニングシューズだけひもを緩めていた。

 8回の安打を放った直後に大事を取ってベンチへ下がった。「岡城だったり、普段出ていない選手も結果を出したというところに価値がある」。猛虎の浮沈の鍵を握る男が、ケガを言い訳にすることはない。(石崎 祥平)

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