【東京六大学】首位タイの法大 “珍記録”継続中 絶対エース不在でも積極的な継投策が奏功

[ 2026年4月29日 12:23 ]

法大・富田(撮影・松永 柊斗)
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 東京六大学野球春季リーグ戦は第3週を終了、慶大と法大が勝ち点2を挙げ4勝1敗で首位に立った。法大は立大に2試合連続で二ケタ得点で連勝、早大戦は1勝1敗の後を受けた3回戦は後半追い上げられたが継投で逃げ切った。

 ここまでの5試合、助川太志(4年=茗渓学園)が3試合、菅井颯(3年=日大山形)が2試合に先発しているが、いずれも5回を投げ切っていない。絶対エースのいない今季、早め早めの継投で失点を防ぎ打率トップの境亮陽(大阪桐蔭)、打点10の井上和輝(駿台甲府)の2年生コンビを軸に打線が援護するスタイルだ。救援で2勝を挙げた富田櫂成(帝京大可児)、1勝の秋田康介(大分舞鶴)のルーキーコンビが投手陣に割って入り、早大3回戦では2回を抑えた桜田朔(2年=青森山田)がリーグ初勝利をマーク。大島公一監督の積極的な継投策がはまっている。

 最後までこのスタイルでいくのか。2000年以降、先発した投手が1勝もせず優勝した例はない。さらに日程との戦いも待っている。法大は開幕週に試合がなく第2週から6週間で5カードを戦う。一方の慶大は開幕に登場し、早慶戦が最終カードと決まっているため8週間で5カードと余裕がある。法大は今週が空き週となり第5週(5月9日)から東大、慶大、明大と3週連続でカードが組まれている。救援陣がフル回転となれば疲労も蓄積する。しかしこれを乗り切らないと優勝には届かない。コロナ禍で5試合制の20年春、勝ち点制では18年秋以来のVに向けて法大投手陣の総力戦は続く。

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