阪神・森下翔太 “新ノルマ”は「甲子園で15発」 ラッキーゾーン撤去後の日本選手達成は2人だけ

[ 2026年4月24日 05:15 ]

今季目標「30本塁打以上」の大台到達へ向けて新たに設定した数字をスポニチだけに明かした阪神・森下
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 阪神・森下翔太外野手(25)はDeNA戦(横浜)が降雨中止となった23日、甲子園球場でのアーチ量産を誓った。既に今季目標を「30本塁打以上」と公言。大台到達へ向けて新たに設定した数字をスポニチ本紙だけに明かした。自らに課したノルマは聖地で「15本塁打」。目下リーグトップの7本塁打、打率・326、18打点。絶好調男が92年のラッキーゾーン撤去後、日本選手では2人しかクリアしていない難関に挑む決意だ。

 志は高ければ高い方がいい。森下の今季目標の一つが「30本塁打」。既に自己最多の数字へ向けて好スタートを切った。22試合を消化したタイミングで新たな目標を設定。それが甲子園球場でのアーチ量産だった。

 「やっぱり甲子園で半分ぐらいはホームランを打たないと30本には届かないと思う。試合数が一番多いし、そこを目指せれば必然的に数字も上がる」

 7本塁打はリーグトップを誇る。オフから愚直に取り組んできた「角度のついた打球を打つ」の成果がシーズン開幕から結果に結びついている。それでも、飽くなき向上心をのぞかせる背番号1は8試合で3本塁打を記録する聖地での数字に全く満足していない。ラッキーゾーンが撤去された92年以降、甲子園球場でのシーズン最多本塁打は10年にブラゼルが記録した21本塁打。15本塁打以上を記録した日本選手は04、05年の金本知憲、右打者では05年の今岡誠しかクリアしていない。そんな難関でも4年目で虎打線の中軸を担う若虎なら期待は膨らむ。

 「日によって体の状態は変わる。シーズンに入っても調子が良いとか、打撃の状態が良いと思う日はほとんどない」

 打率・326はリーグ3位、18打点も同2位に位置しながらも手応えを口にしない。今年は3月の第6回WBCを見据えて例年より1カ月以上も早く始動。状態のピークを国際舞台に合わせた影響も計算済みだ。「大体、5月中旬以降から6月にかけて体に疲労がくる」。疲労を考慮して昨年7月は試合前の打撃練習を室内練習場で敢行。しかし、今年は既に3連戦のうちの1度は室内練習場で調整を進める。

 降雨中止となったこの日は、横浜スタジアムに姿を見せることなく帰阪した。目下6戦連続安打は今季自己最長。5度の勝利打点もチームトップだ。自身は好調を維持しながらもチームは連敗中だ。

 当然ながら役割を分かっている。25日からは広島2連戦(甲子園)。「一番は勝利につながる一本。ひと振りで球場の雰囲気、流れを変えられるホームランが出て勝利につながれば理想」。歓喜を呼び込む一撃へ向けて、再始動する。(石崎 祥平)

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