ヤマハ・森川凌 本領発揮の中越え3ラン含む2安打4打点 JABA長野大会予選L初戦は7回コールド勝ち

[ 2026年4月23日 19:54 ]

JABA長野大会予選リーグ   ヤマハ9―1バイタルネット ( 2026年4月23日    長野オリンピックスタジアム )

3ランを含む4打点の活躍を見せたヤマハ・森川
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 昨年の日本選手権で優勝したヤマハが、予選リーグ初戦に快勝した。今秋ドラフト候補で入社2年目の森川凌内野手(23)が「5番・一塁」でフル出場し、3点本塁打を含む2安打4打点。左のスラッガーが本領を発揮し、チームを7回コールド勝ちに導いた。

 はじき返された白球は瞬く間にバックスクリーンへと吸い込まれた。2―1の3回無死一、二塁。1ストライクから2球目のカットボールを捉えると、豪快な中越え3ランとなった。

 「打席の中でうまく修正できたと思います。最低限の仕事をしたいと考えていた中で、いい角度で飛んでくれたと思います」

 修正能力の高さも光った。初球も同じカットボールだったが、ややタイミングが早く、一塁線へのファウルとなった。「走者を進めようと引っ張りにいってしまったんですが、2球目は意識をセンター方向に戻そう、と」。タイミングをしっかりと合わせたこともさることながら、ミスショットなく打ち返せたのは高い技術のなせる業。初回の右前適時打と合わせて2安打4打点の活躍に「得点圏で打点をつけるのがクリーンアップ。今日のようなバッティングを継続したい」とうなずいた。

 「エクササイズもそうですが、一からもう一度、見直して練習を積んできました」

 入社1年目だった昨年から4番を任された逸材。都市対抗で2本塁打を放つと、優勝した日本選手権も打率・316、3打点で貢献した。一転、先のJABA静岡大会では13打数1安打と苦戦。長野大会までの調整期間は打撃の始動を早めることに加え、神院大時代から取り組むエクササイズを毎日行った。軸足である左足を後方からチューブで引っ張った状態でのティー打撃により修正に成功。「ピッチャー方向、センターに入っていく感覚を養えました」。この日の試合前にもその感覚を落とし込み、見事に結果につなげた。

 「この大会で5連勝して、良い形で次の東北大会へ行きたい。都市対抗予選も始まりますし、チーム力で勝っていかないといけない。簡単に勝たせてもらえないことは去年優勝しても感じたので、粘り強く、どんな相手が来ても最後に1点上回れるようにピッチャーと助け合いながらやっていきます」

 静岡大会は野手陣が本来の力を発揮できなかったこともあり、より一層、期するものがある。2年目とはいえ、中軸としての自覚は十分。チームの勝利につながる一打を量産していく。

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