日本ハム・達が本拠初勝利 7回1失点好投 「移籍しようかな」発言元気に「撤回です!」

[ 2026年4月22日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―1楽天 ( 2026年4月21日    エスコンF )

<日・楽>お立ち台で話す達(撮影・高橋 茂夫)
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 まるで政治家のような口ぶりで、日本ハム・達が自身の2勝目を祝福した。7回2安打1失点の好投で、本拠地では昨年6月10日のヤクルト戦以来315日ぶりの勝利。登板2日前には本拠地で白星が遠い状況に、「移籍しようかな…」と冗談交じりに語っていたが、その不安を自らの投球で吹き飛ばした。

 「久々に勝てたので、移籍しなくて良かった。発言撤回です!」

 今季最速タイとなる155キロ直球を主体に、3回までわずか1安打投球。1点リードの4回1死から浅村に同点ソロを浴びるも、その裏に打線が勝ち越しに成功した。「2点あれば思い切っていける」とギアチェンジ。7回には四死球で1死一、二塁を背負うも、代打・伊藤裕を三ゴロ併殺打に打ち取った。

 どこまでもポジティブな男だ。2年目の23年夏に右肩を故障し、塁間(約27メートル)すら投げられない状況に陥った。翌春のキャンプでも状態は回復せず、不安に陥っているかと思えば「もう一生投げられなくなったとしても、ボディービルダーになってやろうって気持ちでやっていました」と笑い飛ばしていた。「ポジティブに考えるのがうまいんですかね?」と話していたように、本拠地で勝てない状況が続いても下を向くことはなかった。

 3カード連続負け越し中のチームにとって、大切なカード初戦を制した。新庄監督も「はっきり言ってスタートダッシュは失敗していますね」と断言。それでも、「(投打が)かみ合ってくればもう45連勝ぐらいすると思います」と豪快に笑った。達も「ここ2試合は球速も下降気味だったので、戻ってきて良かった」と言う。開幕序盤に狂った歯車が、少しずつかみ合い、借金1と完済はもう目前だ。(清藤 駿太)

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