阪神ドラ2・谷端将伍 プロの壁痛感も焦らず自分らしく「1軍を目指したい」2軍の試合後も猛練習の日々

[ 2026年4月21日 05:15 ]

ファームで研さんを積む谷端
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 【2軍リポート 大物から大物へ若トラ駆ケル】

 阪神のファーム施設・SGL尼崎から1軍を目指す若虎にスポットを当てる「2軍リポート 大物(だいもつ)から大物(おおもの)へ若トラ駆ケル」。今年の初回はドラフト2位・谷端将伍内野手(22)の成長に迫った。

 ドラフト2位・谷端がプロの世界でもがいている。ファーム・リーグの試合後は、グラウンドに最後まで残って特守。その後も、室内練習場で打撃マシン相手に打ち込む。「やることはたくさんあるので」。課題を一つ一つつぶすべく、時間がいくらあっても足りないといった様子だ。

 「自分は悪くなった時に何でもかんでも打ちにいってしまう。漠然とではなく、何か決めて打席に入る意識をより持たないと」

 打撃面の課題は明確だ。日大時代の3年春秋に2季連続で東都リーグの首位打者に輝いた。早いカウントから積極的にバットを出し、かつ広角に打てたことが要因だった。ただ、その武器である積極性が悪い方向に作用していた。宜野座組で迎えた春季キャンプでは結果を求め、初球から狙いと外れたボールにも手を出した。「プロのレベルの高いボールに対して、そういうアプローチをしていたら打てない」。打席に立つたびに、難しさを痛感した。

 「準備の大切さはより実感しました」

 現在は映像も駆使しながら、相手投手のどの球に狙いを絞るかを見定める。また、タイミングを取り始める「動き出し」も少し早め、平均球速の速いプロの舞台で立ち遅れないよう意識している。現在、ファーム・リーグでは打率・172と苦しむが、ここから徐々にNPBのレベルに順応していく。

 「結果が欲しいと思い過ぎると、また悪い部分も出てきてしまう。自分のスイングをするというところを大事にしたい」

 同い年のドラフト1位・立石は、ケガもありながら3月19日のファーム・リーグ、オリックス戦で本塁打を放った。同じく大卒の同3位・岡城は開幕1軍を経験。それでも、「結果が出てるな…とは思いますけど。自分は自分。とにかくやることに向き合って、1軍を目指していきたい」と意気込む。高3時、コロナ禍で立てなかった甲子園の舞台へ立つために――。ファームで研さんを積む。(松本 航亮)

 ◇谷端 将伍(たにはた・しょうご)2004年(平16)3月17日生まれ、石川県白山市出身の22歳。小1で野球を始め、星稜中では軟式野球部に所属。星稜高では甲子園出場なし。東都大学リーグの日大では1年春から出場し3年春、秋に首位打者。25年ドラフト2位で阪神入り。1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。

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