選手会ピッチコム早期導入要望 事務折衝でNPB側からは「前向きに検討したい」 来季からが有力

[ 2026年4月21日 05:30 ]

事務折衝後、報道陣の取材に答える近藤選手会長(撮影・鈴木勝巳)
Photo By スポニチ

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会による事務折衝が20日、都内のホテルで行われた。選手会側からはソフトバンク・近藤健介選手会長をはじめ西武・源田、巨人・松本、ソフトバンク・栗原、ロッテ・横山、ヤクルト・古賀の6選手が出席。昨年12月の就任後、初めて対面交渉に臨んだ近藤会長は「いい意見交換ができた」と話し、WBCでも使用されたサイン伝達機器「ピッチコム」の早期導入をNPB側に求めた。

 「WBCに出場した選手からも“早く導入したい”という声があった。サイン盗みの疑いもなくなるし、連係やサインプレーもやりやすい。(導入への)ハードルは高くないと考えている。メリットは多い」。導入時期については、今シーズン中から対応可能な球団から順次、という意見もあるが、28年のロサンゼルス五輪への準備も踏まえて来季からが有力。NPB側からは「前向きに検討したい」と返答があったという。

 また、投球の際に時間制限する「ピッチクロック」は「投手の故障も関係してくる。特に投手の話を聞くのが大事」とし、改めて12球団の選手の意見を7月の臨時大会までに集約する方針を示した。

 ≪審判の待遇改善など近藤会長話し合い≫近藤会長は審判の待遇改善、評価制度の改革についても「重点的に話せたかなと思う」と説明した。審判の技術向上は野球全体のレベル向上につながるという考えで、「野球のレベルを上げるのにも審判の方の協力も必要。一緒に野球を盛り上げるという意味で、しっかり話し合いたい」とした。同時に、ABS(自動投球判定システム)も審判の評価制度に寄与する側面もあり、ABS導入についても意見があったという。

続きを表示

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年4月21日のニュース