ヤクルト・増居の彦根東時代の恩師 マウンドでのポーカーフェース「何も変わらないなと」

[ 2026年4月20日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―1巨人 ( 2026年4月19日    神宮 )

昨年12月に行われた彦根東の激励会で再会した村中隆之氏(右)と増居(村中氏提供)
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 変わらない姿に恩師も目を細めていた。ヤクルトの増居は、滋賀県内屈指の進学校ながら春夏6度の甲子園出場を誇る彦根東出身3人目のプロ野球選手。当時の監督・村中隆之氏は、表情を変えず投げ込む姿に「マウンドでは喜怒哀楽を出さなくて、(投球後に)ファウルラインを越えたら、ちょっとニコッとしたりするような男。何も変わらないなと」と懐かしんだ。

 変わらないのはポーカーフェースだけではない。当時から投球スタイルは変化球より、ストレートで押して打ち取るタイプ。それはこの日も変わらなかった。初回も決め球を全て直球で3者凡退に斬った。

 入学当初は「どこにいるのか分からないみたいな。影が薄い」と回想する選手だった。高いレベルで勉強も野球も両立する生徒主体のチーム。最初は引っ込み思案だったが、先頭を切ってチームについて意見するようになり、信頼されるエースに成長していった。「支えてくれた人のためにという気持ちもあると思うけど、まずは自分のやりたいようにやってほしい」と新たな舞台での活躍を願った。(小野寺 大)

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