【関西学生野球】近大―関大1回戦はドロー 近大・宮原廉が完投「打たせて取る投球できた」

[ 2026年4月4日 18:09 ]

関西学生野球春季リーグ 第1節1回戦   近大 2―2 関大 ( 2026年4月4日    わかさスタジアム京都 )

<関大・近大>2失点完投の力投を見せた近大・宮原廉投手(4年)
Photo By スポニチ

 8回裏終了時に降雨コールドが宣告され、連盟規定により引き分けとなった。今秋ドラフト候補で、近大の最速154キロ右腕・宮原廉投手(4年)は9安打を許したが2失点で完投。後半は雨でぬかるんだマウンドに苦戦しながらも、エースとして最後までマウンドを守った。

 「ちょっと入りが悪かった。本調子ではない中で、粘って打たせて取るピッチングができた」

 持ち味のストレートが威力を発揮した。今春の練習試合で最速を154キロまで更新。この日も球場表示で150キロ台を連発し、ヤクルトのスカウトが持参したスピードガンでも154キロを示した。

 昨秋から体を大きくするトレーニングと並行して、投球フォームの改善に着手。「言葉で説明するのはちょっと難しい」と、感覚的な部分が多いとしつつ、具体的には構えるグラブの位置を変えたことで重心移動が変わり、クイックのタイムも速くなった。

 悔やまれるのは、同点に追い付いてもらった直後の7回裏。安打と犠打で招いた2死二塁から、暴投と捕逸で勝ち越しを許した。「追いついてもらったのに…反省ですね」。雨でぬかるんだ土を入れ替えるため、7回裏終了時に再度のグラウンド整備。直後の8回表に再び味方打線が同点に追い付くと、その裏は2死一、三塁のピンチをなんとかしのいだ。

 広島の崇徳高校出身で、大のカープファン。プロ野球が開幕した3月27日には、近大OBで広島にドラフト3位で入団した勝田成内野手のサヨナラ打に歓喜するとともに、自らも目指すプロ入りへの刺激を受けた。

 「去年は野口(練)さん(現NTT東日本)がいたんで、頼っていた部分もある。(今日は)自分が抑えないと勝てないな、っていう思いで投げていた」

 開幕戦は勝てなかったが、負けもしなかった。リーグ戦は始まったばかり。チームを優勝に導くため、まだまだ腕を振り続ける覚悟だ。

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年4月4日のニュース

広告なしで読む