【センバツ】大逆転劇呼んだ智弁学園・杉本「自分の1球で流れを変えてやろうと」7回8K無失点救援

[ 2026年3月27日 13:42 ]

第98回選抜高校野球大会第9日 準々決勝   智弁学園 12―8 花咲徳栄 ( 2026年3月27日    甲子園 )

<智弁学園・花咲徳栄>7回、好投する智弁学園・杉本(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 智弁学園(奈良)が8点差をひっくり返して花咲徳栄(埼玉)に12―8で逆転勝ちし、優勝した16年以来10年ぶりにベスト4へ進出した。8点差逆転は選抜史上初で、夏を含めても97年の市立船橋(17―10文徳)、14年の大垣日大(12―10藤代)と並び甲子園史上最大タイの逆転劇。智弁学園は春夏通算50勝目で、29日の準決勝では中京大中京(愛知)と対戦する。

 2回表までに0―8とリードを許したが、その裏に1点を返すと、3回からは1、2回戦と2試合連続完投のエース左腕・杉本真滉(3年)が4番手として登板し、流れを変えた。打線は3回に3点、4回に2点を返し、5回に2番・志村叶大(3年)の2点適時二塁打などで3点を挙げて9―8と逆転。6回にも3点を追加し、杉本が8奪三振無失点リリーフで投げきった。

 小坂将商監督は「まだ序盤だったんで、1点ずつ返せば球場の流れが変わると思ったので、選手にもそう伝えた。8―4ぐらいまでいった時に、ひょっとしていけるんちゃうかなと思った」と振り返り、 杉本の登板について「流れが変わらなかったら負け試合という気持ちで送り出した。杉本がきっちり流れを持ってきてくれて、攻撃の方もリズムをつくれて何とかゲームになった。ウチのエースとしてしっかり投げてくれました」と杉本を称えた。

 杉本は「危なくなったら行く、と言われていたので、ある程度予想はしていた。思ってたより少し早かったけど、早いからどうするというのは別になかった」と話した。登板した際の気持ちを問われると「コツコツ取ってくれると信じていたので、野手に信頼を置きながらマウンドに上がりました。球は走ってたと思いますし、自分の1球、そのピッチングでチームの流れを変えてやろうという気持ちでもマウンドに上がったので、球が走ったと思います」と胸を張った。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年3月27日のニュース