阪神・藤川監督 中川勇斗の開幕「6番・左翼」を明言 竹丸攻略へ「3、4、5、6で勝負を」

[ 2026年3月27日 05:15 ]

開幕前日会見に臨んだ巨人の阿部監督(左)と阪神の藤川監督(撮影・光山 貴大)
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 前年王者は手の内を隠す必要などなかった。開幕を翌日に控えた公式会見。開幕カードのキーマンを問われ、口を濁した巨人・阿部監督とは対照的に、阪神・藤川監督は迷わずに中軸の並びを明かした。

 「タイガースとしては、森下、佐藤、大山、中川。この3、4、5、6で勝負をかけたいな、と。挑戦者として竹丸投手に向かっていきます」

 不動のクリーンアップトリオに続いて名前が挙がったのは、売り出し中の高卒5年目だった。昨季、打撃を生かすため、外野へのコンバートを決断。今春のオープン戦は中軸を任せ、英才教育を施してきた。その期待に応えるように、中川は30打席以上立った選手の中で、チームトップの打率・310、2本塁打、7打点をマーク。手塩にかけて育てた秘蔵っ子を「6番・左翼」で初戦に送り込む。

 広島と対戦した昨年の開幕前日会見は佐藤輝をキーマンに指名した。「佐藤の活躍とともにチームを進めたい」という期待は、開幕戦の決勝2ラン、さらにはシーズン2冠という最高の結果をもたらした。中川の名を挙げた“予言”が再び的中すれば、ニューヒーローが誕生することになる。

 「昨今、MLBの人気が非常に高いですけど、この巨人と阪神、阪神と巨人という伝統は崩してはいけない。ファンの方のために、熱い勝負を1年間、繰り広げなければならない。阪神タイガースを代表する者として勝負師として戦い抜く。その一言に尽きます」

 昨季17勝8敗と圧倒した宿敵を倒し、球団初のリーグ2連覇に向けた一歩を踏み出す。 (倉世古 洋平)

 ≪中川「結果が欲しい」≫

 「6番・左翼」での開幕スタメンを勝ち取った5年目22歳の阪神・中川は、髪を刈り込んで気合を入れた。「昨日(25日)しました。横が2ミリで上が4ミリ。藤川監督からは、後ろ姿は熊谷さんとわからんと言われました」。この日の前日練習でも佐藤輝や森下ら中軸に負けじと、42スイングで柵越え11発と持ち味のフルスイングを誇示。「とにかくシーズンで結果が欲しいです」。オープン戦での勢いそのままに開幕戦に向かう。

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