阪神・森下翔太 「40発&120打点」視界 実戦15戦4発13打点!「まあボチボチ」も開幕準備OK

[ 2026年3月23日 05:15 ]

オープン戦   阪神0―1オリックス ( 2026年3月22日    京セラドーム )

<オ・神>9回、森下は左前打を放つ(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 上々の総仕上げだ。阪神・森下翔太外野手(25)が22日、オリックス戦で2安打を放ち、オープン戦を2試合連続のマルチ安打で締めた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での激闘の疲労を感じさせず、6回の左越え二塁打は、あと少しで本塁打という豪快な一振りだった。侍ジャパンでの実戦とオープン戦を合わせた15試合で4本塁打、13打点をマークしており、シーズン換算38本塁打、123打点ペース。「40発&120打点」を視界に捉え、4年目シーズンへの準備は完了した。

 虎党の大歓声を受けながら左翼最深部に伸びた大飛球は、京セラドームのフェンス上部に直撃。二塁に到達した森下は、少し首をひねるようなしぐさを見せた。あとわずか1メートルほどで本塁打となる、痛烈な打球だった。

 6回1死。カウント0―1から、山崎の内角寄りの148キロ直球を振り抜いた。前日の宮城に続き、オリックス投手陣の直球を攻略。「まあ、ボチボチじゃないですか」と満足していないところが頼もしい。

 「シーズン中も“これいいな”と思った打席なんて、数回しかない。常に自分のコンディションを上げることに徹してやっているので、その延長線上という感じです」

 9回にも魅せた。先頭打者として、守護神候補の右腕・椋木から左前打。2球目の152キロ直球を捉えて左前に運んだ。オープン戦を2試合連続のマルチ安打締め。「もうちょっと自信を持って打席に立てるように、調整したいです」。27日の開幕・巨人戦(東京ドーム)までに、さらに感覚を研ぎ澄ませることを誓った。

 オープン戦5試合は打率・333(15打数5安打)、1本塁打、3打点。侍ジャパンの一員としてWBC強化試合や壮行試合、本大会の計10試合にも出場し、打率・280(25打数7安打)、3本塁打、10打点をマークした。15試合で計4本塁打、13打点。レギュラーシーズン143試合に換算すれば、38発、123打点ペースだ。「最低でも30本塁打」と目標を掲げ臨む4年目の今季。その先にある40発、そして120打点も視界に捉える。

 「1回仕上げるというか緊迫したゲームをやってから、またシーズンまでに期間があって…なので、いつもとは違いますけど、別に大丈夫です」

 WBCではベネズエラとの準々決勝で3ランを放ち、世界に鮮烈な印象を残した。同戦で敗退後、丸2日とたたずに佐藤輝、坂本とともにオープン戦に出場。そこから、しっかりペナントレースへの準備を整えた。

 さらなる高みを――。「(上を目指すことは)毎年思っているので、今年だけとか限らず、常に上を目指したいです」。迷いなく言い切った。 (大林 幹雄)

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月23日のニュース