大谷翔平「今年はより集中してシーズンに入れる」と手応え 今季初実戦で161キロ、5回途中零封

[ 2026年3月19日 07:20 ]

オープン戦   ドジャース―ジャイアンツ ( 2026年3月18日    米アリゾナ州 )

降板後に取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が18日(日本時間19日)、ジャイアンツとのオープン戦に先発登板し4回1/3を1安打無失点に抑えた。昨年のワールドシリーズ第7戦以来の実戦登板となったが、直球は最速99.9マイル(約160.7キロ)をマーク。投打二刀流として迎える開幕へ調整は順調だ。

 試合開始時の気温は35.6度の暑さのマウンドで初回先頭でWBC韓国代表の李政厚(イ・ジョンフ)を中飛に打ち取ると、2番ベイリーを遊ゴロ、3番チャプマンを左飛と、わずか5球で3者凡退に抑えた。2回は先頭打者に右翼線二塁打されたが、続くアダメズを98.9マイル(約159.1キロ)で空振り三振。後続も中飛、空振り三振に斬った。3回には先頭打者に死球、1死から四球を与え1死一、二塁としたが、99.9マイル(約160.7キロ)の直球と73マイル(約117.5キロ)のカーブの緩急を交えて後続を断った。4回にも四球で走者を出したが、得点を与えなかった。5回先頭を二ゴロに打ち取ったところで61球となり降板した。61球のうちストライク34球、ボール27球と、3四死球を与えた細かい制球面をのぞけば完璧に近い投球。マウンドを降りる際には観客から大きな拍手がおきた。

 登板後に大谷は「ライブBPもちゃんとやってたので。そういう意味ではその延長線上として今日は初めて(実戦で投げるのは)初めてでしたけど、あんまり初めてだっていう感覚もなく投げられたので。自然な感じで入れたかなと思います」と手応えを口に。課題については「全体的には球数も投げられたので、そこが一番良かったですし。まあ、2ストライク後からもう少しこう、しっかりと三振を取れるところがあったのかなと思うので、そこが唯一の課題かなと思います」と話した。

 ロバーツ監督は開幕までの構想について「シーズン前にもう1回投げられれば理想だと思っている」と語っており、次回は22~24日(同23~25日)に行われるエンゼルスとの開幕前最後のオープン戦3連戦に登板するとみられる。登板間隔を踏まえると、開幕2カード目となる3月30日~4月1日(同31日~同2日)のガーディアンズ3連戦で今季初登板を迎えることが濃厚となった。

 大谷は「通常のオフのトレーニングも含めて、しっかりできたのは、ピッチングにとってもバッティングにとってもそうですけど、助けになるんじゃないかなと思ってます。まずは1年間、健康で過ごすのが一番の目標かなと思います。ゆっくり過ごせる期間が今年はあったので。去年は本当にリハビリ施設に行って、練習に行ってみたいな感じで1日が終わってましたし、それが長いこと続いてたので。メンタル的に休みがあまりなかったなというところで言うと、今年はしっかりそういう(休む)部分も取れたので、より集中してシーズンに入れるのかなと思います」と話した。

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