【WBC】“大番狂わせ”立役者イタリア・ロレンゼン「序盤から一息付ける余裕をくれた」打線に感謝

[ 2026年3月11日 14:25 ]

第6回WBC 1次ラウンドB組   イタリア8─6米国 ( 2026年3月10日    テキサス州ヒューストン )

米国戦に先発したイタリア・ロレンゼン(AP)
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 世界ランキング14位のイタリアが同3位の米国に勝利する“世紀の番狂わせ”を演じた。打線の3発に加え、チームに勢いをもたらしたのが先発したマイケル・ロレンゼン投手(34=ロッキーズ)だった。

 ロレンゼンは5回2死まで“最強”と呼ばれる米国の強力打線を散発2安打に封じ、無失点。3回は2死からウィットに左前打を許すと2つの暴投で三塁まで進まれたが、ヘンダーソンをニゴロに封じた。4回も2死からスミスに二塁打を許したが、次打者・アンソニーをニゴロに仕留め本塁だけは踏ませなかった。

 2013年のMLBドラフト1巡目(全体38位)でレッズから指名され、15年にメジャーデビュー。22年にはエンゼルスで大谷翔平(現ドジャース)と同僚で、休日にアナハイム近郊のビーチに出かけるなど親交が深かった。MLB通算は395試合で54勝55敗、防御率4・08。

 試合後、ロレンゼンは「とにかくストライクゾーンを攻めること。相手は優れた打者揃いなので、ゾーンを外れた球は振ってくれない。自分の持ち球を信じて、ストライクゾーンに投げ込み、球種を混ぜ、良いプランを持って挑む必要があった。早い段階でアウトを取ったり、ゴロでアウトを取ったりして、試合のリズムを保つことに集中した」と振り返った。

 また、3発を含む8点を奪った打線には「彼らの打席は信じられないほど素晴らしい。あの打線は、投手である私に序盤から一息つける余裕をくれた。打席を重ねるごとに粘り強く、2ストライクからでも出塁しようとする彼らの姿は本当にエリート集団。この若いロースターが、あのような打席を見せてくれるのは本当に素晴らしいこと」と感謝の言葉を交えながら称えた。

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