ソフトバンク・小久保監督が若鷹に「喝!」 試合後に緊急ミーティング

[ 2026年3月11日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク2―2巨人 ( 2026年3月10日    宇部 )

<ソ・巨>選手交代を告げた小久保監督(撮影・岡田 丈靖)
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 若鷹に「喝!」。ソフトバンクは10日、巨人とオープン戦を行い、小久保裕紀監督(54)が試合後に緊急ミーティングを招集した。渡辺陸捕手(25)が7回に同点の2点二塁打を放ったが、直後に二塁走者でけん制死。渡辺はオープン戦で5打数4安打と打撃好調だが、凡ミスをしては戦力として計算できないと苦言を呈した。開幕を約2週間後に控え、リーグ3連覇を目指すチームを引き締めた。

 野手は若手中心で臨んだオープン戦。アピール成功後のもったいないプレーに小久保監督があえて厳しい言葉を口にした。

 「最後(選手を)集めて話をしましたけど。陸(渡辺)が良い形でヒットを打って。前回も2打席連続でヒットを打っていて。でも、あのワンプレーで評価は下がる。あの走塁をされたら1軍に置いておけんとなる」

 0―2の7回2死二、三塁だった。途中からマスクをかぶった渡辺が同点に追いつく中越えの適時2点二塁打を放った。オープン戦は5日のヤクルト戦から3打席連続二塁打をマークし、5打数4安打3打点と“打てる捕手”としての存在感を発揮している。チームとしても実に36イニングぶりのタイムリーだった。

 しかし、直後に痛いミスが出てしまう。なお2死一、二塁の二塁走者として、捕手からの送球でけん制死。勝ち越しのチャンスがついえてしまい、小久保監督は「コーチ、それに俺の指導不足でもありますが、何回、同じことをしているのかという話は全員の前でしました。良い時は最大化する、ダメな時は最小化する。もったいないですよね」と指摘した。渡辺にとっても晴のち雨の悔しすぎるプレー。「あわよくば勝ち越しというところでの走塁ミス。シーズンでは絶対にああいうミスがないようにしたい」と強く反省して巻き返しを誓った。

 シーズン開幕まで残り約2週間。手綱を引き締めた指揮官はこの日、有事を想定したテストも行った。「今日は俺がいない想定。もちろん(審判に)交代は告げに行くけど、全部、コーチ陣に任せます。(自分が)ベンチにいないものとしてやります」。体調不良などで監督不在となった場合に備え、村松野手チーフコーチらに采配を任せた。アクシデントに対応できるよう周到に準備した。

 今季目指すは福岡移転後では初のリーグ3連覇。歴史を塗り替えようと新しいシーズンに挑む小久保監督に妥協は一切ない。 (木下 大一)

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