エンゼルス・モレノオーナー ミナシアン体制の正念場に言及「ペリーが好きだが勝敗を積み重ねなければ」

[ 2026年2月22日 08:49 ]

エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏
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 エンゼルスのアート・モレノオーナーが、放映権問題と就任5年目のペリー・ミナシアンGMについて地元メディアに語った。21日(日本時間22日)までにロサンゼルスの複数のメディアが報じた。

 大きなテーマの一つはテレビ中継の行方だ。昨季、エンゼルスはメイン・ストリート・スポーツ社が所有する「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウエスト」で試合中継を行っていたが、同社は以前から財務状況が厳しく、最近では球団への支払いを滞らせる事態も起きていた。これを受け、エンゼルスを含む同社と契約していた9球団は、先月そろって契約を解除。そのうち6球団は今後、MLBが直接中継を担当することになったが、エンゼルスは現時点ではまだ結論を出していない。

 モレノ氏は「今後5~7日以内にある程度はっきりする。(MLBと契約する可能性についても)しないとは言っていない」と含みを持たせた。MLBを放映パートナーとした場合、球団に入る収益は減少するとされており、平均で約50%減になるとも言われている。こうした収入減を受け、選手年俸への支出を抑制、あるいは削減する球団も出てきている。

 エンゼルスもその一つで、2026年の年俸総額は1億8050万ドルと、25年シーズン終了時点の2億0600万ドルから約2000万ドル減少した。ただし、モレノは低予算路線を今後も続けるつもりはないという。「年俸総額が再び2億ドルに戻るか?おそらく戻るでしょう。そのためにはテレビの問題を解決し、ブランドを向上させる必要があります」と語った。

 そんな状況下でも、モレノは「今季は戦える」との見方を示し、特に投手陣が大きく改善すると期待している。GMペリー・ミナシアンの仕事を評価する一方で、就任5年目にして一度も勝率5割を超えていない現状を踏まえ、今季が正念場になる可能性も示唆した。「私はペリーのことが本当に好きです。ただ、最終的には勝敗を積み重ねていかなければならない」と語った。

 なお、モレノ自身は球団を売却するつもりはないと明言している。22年には売却を検討したものの、翌23年に撤回しており、現在もエンゼルスのオーナーであることを愛していると、改めて強調した。

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