阪神・藤川球児監督は石井大智の代役を探す 木下VS石黒VS工藤で21日からオープン戦3連戦バトル

[ 2026年2月18日 05:15 ]

阪神・藤川監督
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 阪神・藤川球児監督(45)が17日、左アキレス腱損傷で長期離脱を余儀なくされた石井大智投手(28)の代役発掘に本腰を入れた。木下里都投手(25)、石黒佑弥投手(24)、工藤泰成投手(24)の3投手に、この日から3日間の第4クール中に課題を与えたことを明かした。同時に、その取り組みを21日からのオープン戦3連戦につなげるように求めた。右のリリーフ育成が連覇のカギを握る。

 ブルペンに足を運んだ藤川監督の目の前で、3投手が競い合うように勢いのあるボールを投げていた。木下、石黒、工藤。いずれも150キロ台の直球を武器とする若手だ。石井が左アキレス腱損傷で長期離脱を余儀なくされたことで脚光を浴び始めた剛速球トリオに、ある課題を与えてピッチングをさせたことを、指揮官は明かした。

 「テーマを少しね、技術練習をそろそろ入れようかなと。リリーフあたりで経験値の少ない選手に。このクールは3勤ですから、今日が初日でしたけど、まあ体で覚えていく段階ですね、技術を」

 クイックモーションのタイムか、投球間隔の間の使い方か、内角球の精度か。内容は不明だ。確実なことは、現役時代に日米通算245セーブを挙げた視点で、1軍で活躍するための課題を示したことだった。

 「彼らが体で感じて、足りないところを頭で反省して次の日に実践して、それができるようになっていたり。3日間でその大切さに気付いて、3連戦に入っていって、というところですね」
 17、18、19日の第4クール3日間で、それぞれに必要な技術練習に励む。その取り組みを21日からのオープン戦3連戦(対中日、ヤクルト、日本ハム)につなげるよう要望。石井の代役発掘に本腰を入れ始めた。

 8日の日本ハムとの練習試合で159キロを計測した木下は「明日、あさって(18、19日)と3連投をするんですけど、その中で課題を見つける」と取り組みの一端を示した。石黒は「バッターをより意識し、試合を想定して投げる」と説明。最速161キロの工藤は「ストライク率を上げることにこだわってやりたい」と従来通りの目標を口にするにとどめ、誰も全容を明かさなかった。ただし、共通するのは、石井の離脱を「チャンス」と捉えていることだ。

 実績を考えれば、昨季50試合連続無失点のプロ野球記録を打ち立てた石井の代役候補の筆頭は、メジャー通算112試合登板のモレッタ(パイレーツ)だが、藤川監督には別の思いがある。常々口にしてきたのは「右のリリーバー」を自前でつくり上げること。それが実現すれば、石井の長期離脱という大ピンチをはね返せる。(倉世古 洋平)

 ≪湯浅は指揮官から直接指導≫
 湯浅が藤川監督からブルペンで直接指導を受けた。「技術的な話とか、いろいろアドバイスをしてもらいながら、投げ終わった後、どうなっているのか(を聞いた)。体の使い方」。木下、石黒、工藤の3人だけでなく、22年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した右腕にも大きな期待がかかる。「(石井)大智さんがいる、いないは関係はなく、やることは一緒。チームの力になれるように」。充実の27球を投げ、責任感をにじませていた。

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