【侍ジャパン】井端監督、松井氏と55分間「青空会談」 ジャッジら“メジャー”攻略ヒント

[ 2026年2月16日 05:20 ]

侍ジャパン宮崎事前合宿 ( 2026年2月15日 )

<侍ジャパン宮崎事前合宿>談笑する井端監督(左)と松井氏(撮影・平嶋 理子)
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 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの宮崎事前合宿は15日、第1クールを終えた。井端弘和監督(50)は2日間の激励訪問の最終日だった元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(51)と55分間の「青空会談」。松井氏の愛弟子で米国代表主将を務めるヤンキース・ジャッジら対戦の可能性があるメジャー勢の特徴などを教わり、攻略・打倒へのヒントにする。

 打撃練習終了の号令がかかっても、ケージ裏での会談は終わらない。井端監督はベンチ裏まで並んで歩きながら耳を傾けた。ヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井氏はジャッジのプロでの歩みをマイナー時代から知り、丸裸にできる日本で唯一の存在だ。

 「ジャッジ選手が若い頃から今に至るまでの成長過程だったり、“こういうふうにスタイルが変わっていった”と教えていただいた」

 昨季ア・リーグMVPの米国主将。若手時代に指導した松井氏から「身に付くのが早かった」と聞き、「頭が凄くいいバッター」と印象を持った。「攻めていく上で弱点を見つけても、打席の中や次の打席で修正できる能力があると思った」。偏った配球ではなく、難敵の想定を上回る必要性を痛感した。

 「これで抑えられるバッターではない」と警戒を強めつつ、「考え方もプラスアルファし、参考にしたい。アメリカの今の野球の流れや変化を聞いた」とインプットした。偶然にも松井氏の現役時の背番号と同じ「55」分間の青空会談。松井氏は「普段あんまり野球の話をする機会もない。優秀なスコアラーがいるのに私の意見なんか必要ないでしょ」と報道陣をかわしたが、メジャーの知見を惜しみなく伝えた。

 米国に舞台を移す準々決勝以降、ライバルチームには多数のMLBスター選手が出場。打倒・日本への包囲網も予想され、井端監督は「メジャーバッターの特徴だったり、傾向を教わりました。生かせたらいい」と感謝した。高校時代の92年選抜で対戦経験もある1学年上の松井氏から「見えない縁を感じる。幸運を祈る」と大会連覇を願われた。23年の監督就任から要請し、WBC直前に最高のタイミングで実現した2日間の合宿訪問だった。(神田 佑)

 《コミッショナー激励》プロ野球の榊原定征コミッショナーが宮崎事前合宿を視察。練習前に円陣で「(WBCは過去)5回のうち3回優勝している。今回も連覇を期待している。頑張ってほしい」と激励した。NPBでは導入していないピッチクロックも昨年11月の合宿から代表チームで対策に取り組んでいて「ハンディキャップになるということはない」と自信。また、パドレスで球団アドバイザーを務める野茂英雄氏も視察に訪れ、ブルペンにも足を運び、井端監督ともあいさつを交わした。

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