【侍ジャパン】森下翔太 突撃!ゴジラ塾入門「積極的に聞きに行かないと、チャンスを逃してしまう」

[ 2026年2月16日 05:00 ]

<侍ジャパン宮崎事前合宿>松井臨時コーチ(右)と話し込む森下(撮影・沢田 明徳)    
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 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一連覇を目指す侍ジャパンの事前合宿は15日、第1クールを終えた。阪神の森下翔太外野手(25)は、初日に続いて宮崎市のサンマリン宮崎へ激励に訪れた元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(51)に質問攻め。約10分間の指導を受け、打撃向上へつながるヒントを得た。確かな手応えを胸に、初のWBCへ向かう。

 フリー打撃を終え、バットをグラブに持ち替えた森下が向かった先は、外野ではなくケージ裏だった。「自分から積極的に聞きに行かないと、チャンスを逃してしまう」。数分間、松井氏の周囲をうろうろと歩き回った後、意を決して声をかけた。

 「ゴジラ塾」は、すぐに熱を帯びた。森下の質問に松井氏がペットボトルをバットに見立ててのアドバイスを送るシーンも。森下は「スイングどうこうよりもまずは構えが大事」と言うほど立ち姿にこだわりを持つだけに、松井氏には構えやタイミングの取り方に関して疑問点をぶつけた。約10分間、夢のような時間だった。

 「松井さんの場合は、本当に自分が楽なところに立って、打ち方とかそういうところはあまり意識せず、タイミングだけを意識していたというふうにおっしゃっていた」

 傘を差すようにバットを構え、大きく足を上げることなく、ややすり足に近いフォームで日米通算2643安打、507本塁打を積み上げた松井氏。その打撃は、WBC日本代表に初選出された25歳にとってはまさに理想型だ。「自分の中で試してみて、得られるものがまたあるかもしれない」。3年目の昨季、23本塁打、89打点のキャリアハイを更新しても、歩みは止めない。大打者の言葉は引き出しを増やすと同時に、自身の持つ打撃理論との答え合わせにもなった。

 「いい打者になればなるほどシンプルなところに行き着いている。自分の思っていることを、よりシンプルに話してくれました」
 守備では前日の右翼から左翼、中堅と2日間で全ポジションを守り、外野のポジションの一角を虎視眈々(たんたん)と狙う若虎。。合宿2日目を終えた森下が、充実した表情で帰りのバスへ乗り込んだ。  (石崎 祥平)

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