【大谷翔平と一問一答】キャンプ初日ブルペン入り27球「良い強度。順調」 米記者質問に英語で切り返しも

[ 2026年2月14日 09:05 ]

<ドジャースキャンプ>練習後に取材に応じる大谷(撮影・須田 麻祐子)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールでバッテリー組キャンプ初日を迎えた。早速ブルペンで捕手を座らせ17球を投げ、「ライブBP」に登板した山本由伸投手(27)の投球を捕手の後ろから見守る場面もあった。以下、練習後の一問一答全文。

 ――キャンプ地にはいつ頃入りましたか?
 「2月の頭ぐらいに入って、ブルペンも今日で3回目です。良い強度で投げられているので、順調だと思います」

 ――WBCに向けて、どのくらいエキサイトしていますか?
 「前回も良い試合が多かったですし、野球界にとって大事な大会だと思うので、全力で楽しみにしています」

 ――今年は怪我やリハビリがない状態で春を迎えましたが、例年と比べて感覚はどう違いますか?
 「そうですね、ようやく通常のオフシーズンを過ごすことができました。(オフが)短かったのは良いことではあると思うので、その短い間の中でも、十分な準備はできたのかなと思います」

 ――Why?(なぜ?)
 「You know what I mean?」(わかるでしょ?と英語で返答して笑いを誘う)

 ――ニューヨークの夕食会では英語でスピーチをしていましたが通訳の仕事がなくなってしまうのでは?
 「いや、必要ですね。誰かが意地悪な質問をしてくるので、それを回避するために必要です(笑)」

 ――Dylan!(質問者がカリフォルニア・ポスト紙の名物記者の名前を呼んで笑いが起こる)

 ――サイ・ヤング賞はまだ獲得していない数少ないタイトルの一つですが、目標にしていますか?
 「獲れればもちろん素晴らしいと思います。ただ、その付近(候補)に行くということは、それだけイニングも投げているということなので、健康で1年間回れれば、まずはそこが一番やるべきことかなと思います」

 ――昨季ポストシーズン近くまで二刀流でプレーして学んだことはありますか?
 「久々にまず後半からですけど(投と打)2つやることのリズムに慣れてきたことと、2年前はDHだけでポストシーズンに出ていましたが、2つ出ながらあの短期の中で大事な試合をこなしていくのは、それなりに負担がかかることだと感じました。すごく良い経験ができたと思っています」

 ――WBCでチームを離れている間、投手としての調整はどう進める予定ですか?
 「WBC期間中にどういうふうに調整できるかちょっと分からないので、今のうちにまずはライブBP(実戦形式の登板)もこなしたいですし。そのための今日のブルペンだったとは思っているので。また来週ライブBPを投げられれば、良い状態で持っていけるのかなと思います」

 ――開幕からフル回転できる今季は二刀流の選手として自分自身に何を期待していますか?
 「まずは健康で、どちらも投打ともに1年間しっかり回ることが重要なことなので。それがチームにとっても自分にとっても一番大事なことだと思っています」

 ――昨シーズンの終盤に感じた疲労や負荷を踏まえて今年の取り組みに変化はありますか?
 「緊迫感のある試合の中で、短期で連続して試合を回っていくのは、みんなそうですけど、キツい部分はあるとは思うので。2年前ですかね。DHで出ましたけど、それと去年は別の感覚ではるので、別の作業だったと感じています」

 ――ホワイトソックスの村上宗隆選手には会いましたか? また、メジャー1年目を迎える彼にアドバイスはありますか?
 「まだ会っていないですね。何回かテキスト(携帯電話のメッセージ)でやり取りはしました。実際にはまだ会えていないですね。WBCもきますし、そこでまた色々話せれば嬉しいなと思います」

 ――デーブ・ロバーツ監督が「WBCでは投げない」という話をされていましたが、それは大谷選手が決めたことと言っていました。
 「いろいろと話しながらという感じですね。チームの意向もありますし、僕の感覚とそこを折り合わせながら。DHはもちろん問題なく出られると思うので、そのための準備だけ、しっかりするという感じです」

 ――投打2つやる選手としてもどかしさのようなものはありますか?
「どうなんですかね。去年も後半からしか投げていないですし、まず1年間回って投げた後にこのタイミングが来れば、また全体的な捉え方は僕も含めてチーム側も違ったんでしょうけど。今の段階だと正直難しいのかなと感じは、納得はしています」

 ――保険の問題なども取り沙汰されていましたが、そこは関係なく球団との話し合いで決まったのですか?
 「そうですね。保険の兼ね合いのフィジカルはやってもう通っているので、そこは問題ないかなと思います」

 ――野球選手としてワールドシリーズ優勝、MVPを獲得し、ここから目指す場所をどうイメージしていますか?
 「ワールドシリーズで勝つのも、WBCで勝つのも、そこでMVPになるのも、1回やればいいというものではないので。それを継続して初めて『一流の選手』だとそう周りが評価してくれるのかなと思います。1回より2回のほうがいいですし、2回より3回のほうがいいですし、そういう感じで積み重ねていくことが大事なのかなと思っています」

 ――そこで満足することはない、ということですか?リセットするといいますか。
「満足したらやっぱり終わる時だと思うので。現時点でそう思っていないですし、逆にいえばそう思った時に(現役選手を)辞めればいいのかなと思っています」

 ――以前、WBCの他のメンバーについて「まだあまり分からない」と言っていましたが、調べていますか?
 「勉強中ですね(笑)」

 ――エンゼルスの菊池投手が食事会などで交流したいと言っていましたが、チームにどうなじんでいきたいですか?
 「まずはグラウンドの中でのコミュニケーションがとれれば一番いいのかなと思います。雄星さんも言っていたみたいですが、まだこちら側から僕ら(メジャー組)が合流するには少し時間がかかりますし、大会が始まるまで時間もないですし。まずはグラウンドの中でコミュニケーションをとれればいいのかなと思います」

 ――日本に戻るまでに、打席数やイニング数はどのくらい確保したいですか?
 「打席は問題ないかなと。今日もライブBPを、もし時間があえば立とうかなと思っていましたし、そこは問題なくできました。ライブBPを投げることに関しても、こっちでやれることを全部やってから行ければ、シーズンに対して不安なくもっていけるのかなと思います」

 ――山本のライブBP登板を見守っていたが、どんな期待をしていますか?
 「僕の期待はどうのこうの関係ないので。ファンの人の期待に十分応えているので。僕も由伸も、みんなそうですけど、終わったことはもう終わったことなので。今年また勝つことに集中できればいいんじゃないかと思います」

 ――今日の山本投手のライブBP登板はどう見えましたか?
 「素晴らしかったと思います。まだまだ上げていく段階の球速とかに関してはあれだと思いますけど、コマンド(制球)も素晴らしかったと思いますし、(打席に立った)ウィル(・スミス)の反応を見た感じ、球はきてる感じはしていると思うので素晴らしかったと思います」

 ――日本に帰るまでのオープン戦での打席数はイメージしていますか?
 「無理に上げようとは思っていません。今までのスケジュール通り、普通のキャンプを過ごしたらたぶん60打席くらい立てることに、トラジェクト(アーク※ロボットピッチングマシーン)含めて立つ感じになると思うので。その半分と考えたら30~40くらいでいいのかな。向こうに行ってから、またちょっと打席立つと思いますし、それでいいのかなと思っています」

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