社会人野球のトヨタ自動車・佐竹功年副部長が明かす「ボールパーク構想」とは 15日にファン感謝祭を開催

[ 2026年2月14日 15:35 ]

社会人野球・トヨタ自動車の佐竹功年副部長(提供写真)
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 社会人野球のトヨタ自動車・佐竹功年副部長(42)がスポニチアネックスのインタビューに応じ、同社野球部が取り組むボールパーク構想の一端を明かした。あす15日には愛知県豊田市内のスポーツセンターで「ファン感謝祭」を開催。社会人野球の現在地、今後の展望なども語った。

 ――ボールパーク構想の活動理念を聞かせてください。
 佐竹氏「2つあって、1番は社会人野球を変えたいというか、価値のあるものにしたい。もう1つが、それを実現するためにスポーツセンターに人を集めたいと考えています」

 ――あす15日にはファン感謝祭が開催されます。
 佐竹氏「入場にお金もお支払いいただくというところでは新しい取り組みになります。選手と触れ合える機会ですし、普段、プレーしている時とは違う姿を見られるのもファンの方にとっては魅力に感じていただけると思います。お陰様で今回、小学生の野球チームの子供たちが500人弱来てくれます。それこそが我々の理念の一つであって、日本一、子供たちに憧れられる野球部になるというがあって。そう部分をどんどんアピールすることで、いろんな価値が生まれると思っています。当日参加も可能ですので、500円を握りしめて、ぜひ、遊びに来てください」

 ――実際に試合や練習を見てもらったり、選手たちと触れ合ってもらうことで魅力を伝えたい、と。
 佐竹氏「そうですね。そもそも、社会人野球を知らない人、見たことない人が多くて。それは多分、野球をやっている少年少女、中学生、高校野球をやっている人でもまだまだ知らない人が結構いると思っていて。まずは認知してもらうこと。で、認知さえしてもらえれば、結構ハマっていただける方が多いのも事実なので。そのパイを増やさないといけないと思っています」

 ――24年の都市対抗野球大会を最後に現役を引退され、1年半が経過しました。ボールパークも含め、佐竹氏が取り組んでいることの一部を教えてください。
 佐竹氏「野球部単体の取り組みとしては、カメラを球場に設置してスポーツセンターで行われる試合についてはYouTubeで全試合ライブ配信することを検討しています。早ければ3月12日の天理大戦からスタートします。他にも今年中に球場へ来ていただいた方がワクワクできるよう、外壁のプリントやクラブハウス内を装飾する計画もありますが、ボールパークの完成形としては10年ぐらいのスパンで見ています」

 ――改めてになりますが、19年間、社会人野球でプレーしてみて、その魅力とは?
 佐竹氏「社会人野球を知らない人に対しては、会いに行ける野球選手としては一番レベルが高いと伝えたいです。さらに言えば、ファンと選手との距離あるいは、会社と選手との距離、地域と選手との距離という意味でも、一番密接に関われるのが社会人野球だと思っていて、そこをもっと生かしていきたい」

 ――一球に対する思い、熱量も違う。
 佐竹氏「それは絶対にそうで、大前提としてあります。今後に向けては、そこから先のフェーズに入ってくるのかな、と」

 ――過去2年はシーズン中の休日を返上してまで、選手たちが豊田市内の小学校で自主的に野球教室を開催していました。
 佐竹氏「従来の野球教室だと、教える側も教わる側も大勢いるうちの一人だったのですが、たった1人とか2人で毎月のように行くことでチームは絶対にその選手のことを覚えてくれて、自然とその選手を応援したくなると思う。昨シーズンをもって今井(脩斗)が引退しましたが、今井は教えに行っていたチームの引退試合に招待してもらいました。色紙などもいただいたようですし、既に卒団していた中学1年生までも今井のために足を運んでくれたようです。そういうお話を聞くと、良い活動だなと改めて思います」

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