なぜDバックスは39歳のベテラン・サンタナのWBC出場を認めたのか 保険不適用問題を超えた判断

[ 2026年2月12日 08:27 ]

カブス時代のカルロス・サンタナ(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は11日(日本時間12日)、ダイヤモンドバックスが今オフに1年200万ドル(約3億1000万円)で契約を結んだカルロス・サンタナ内野手(39)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を許可した背景について報じた。

 MLB側の保険会社は、37歳以上の選手には保険を適用しない方針で、今年4月に40歳を迎えるサンタナも対象外だった。それでもドミニカ共和国代表としてプレーできるのは、球団が万が一、サンタナが負傷した場合でも金銭的リスクを引き受ける判断を下したからだ。

 サンタナの契約はメジャー全体で見れば高額ではない。なお、選手自身がリスクを引き受けることは、現実的にも法的にも不可能とされている。仮に球団がその条件で出場を認めようとしても、選手会がそれを許さない。労使協定(CBA)では、保証された契約金額を契約期間中に減額することは認められていない。

 ダイヤモンドバックスがサンタナに柔軟な対応を取った背景には、新たなチームメートであるケテル・マルテ(二塁手)とジェラルド・ペルドモ(遊撃手)とともに、ドミニカ共和国代表としてプレーすることになるからだ。マイク・ヘイゼンGMは「彼らが一緒にいることは、我々にとって価値がある。サンタナを獲得した理由の一つは、彼が優れたリーダーで、良い影響力を持つ存在だからだ」だと説明した。

 サンタナは2013年のWBCでドミニカ代表として優勝を経験し、2017年大会にも出場している。ヘイゼンGMは「サンタナにとってこのような舞台で祖国を代表する最後の機会になるかも。長年野球界に貢献してきたベテランに報いる、それもまた大切な要素」と付け加えている。

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