ソフトバンク・近藤健介 台湾代表・徐若熙撃ちで“WBC前哨戦”制した!ライブBPで貫禄の中前打

[ 2026年2月12日 06:00 ]

ライブBPで王会長(中央)が見守る中、徐若熙(左)から安打性の打球を放つ近藤   (撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれているソフトバンクの近藤健介外野手(32)が11日、2026年の初打席から貫禄たっぷりの一打を放った。台湾代表・徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)との“WBC前哨戦”で力強い直球を捉え中前にクリーンヒット。新打撃フォームを実戦でお披露目するとともに万全の仕上がりぶりをアピールした。

 球界最高峰のヒットメーカー・近藤のバットが心地よい快音を奏でた。台湾の剛腕・徐若熙とライブBP(実戦形式の打撃練習)で対戦。2ボール1ストライクからの威力ある真ん中高めの直球を中前に運んだ。

 「意外とすんなりいけたかなと思います。JAPANに向けて打席に立てたのは良かったです」

 今季からさらなる進化を模索しモデルチェンジ。「高めの速い球を捉える確率を上げたい」と、スタンスの幅を狭めて上体を高くキープする新打撃フォームに取り組んでいる。しっかりと初打席から結果を残した。

 徐若熙は今季のチームメートであるのと同時にWBCでは強力なライバルでもある。印象については「3、4球だったのでそこまでは分からないですけど、きれいな球を投げていたという感じ」と話すにとどめたが、1次ラウンドで対戦する可能性もある台湾の剛腕から貫禄たっぷりの姿でクリーンヒットを放った。

 ケージ裏で見守った王球団会長も「やっぱり違うね。彼は技を持ってるから」と最敬礼だった。強い向上心を持っての変化について「彼ぐらいになると自分で考えて、より良いものをと思って変えられるからね」とうなずいた。

 14日からは同じ宮崎市内で行われる日本代表の合宿に合流する。近藤は「勝つためにやっていくだけだと思います。調整は宮崎ぐらいまではできると思いますけど、本番モードでやっていかないといけない」と腕をぶす。

 仕上がりは順調そのもの。“100%”の状態も間近だ。「もう少しじゃないですか。みんなスーパースターですし、力を持っている選手なので個々で良い状態にするのがチームにとって大事」

 この日は侍ジャパンの壮行会も行われた。今キャンプ最多の1万4600人のファンの前で「前回同様に世界一となり日本に帰ってきて、皆さんと喜びたいと思います」と宣言した近藤。持ち前のつなぎの意識で2大会連続世界一のキーマンとなる。 (木下 大一)

≪牧原大もさすがの安打≫

 貴重なユーティリティープレーヤーとしてWBCに2大会連続出場する牧原大も“初打席”で徐若熙からHランプをともした。直球を左前打。昨季の首位打者がさすがのスタートを切った。侍ジャパンへ向けては「トップチームの力になれるようにしっかり頑張ってきたいと思います」と意気込んでいた。

≪「ガンバリマス」WBC壮行会で決意≫

 ○…ソフトバンクがキャンプ地・宮崎でWBCの壮行会を行った。松本裕、牧原大、近藤、周東の侍ジャパン組に加え、キャンプに参加中の他国代表の助っ人陣もマイクを握った。ニカラグア代表のダウンズ、メキシコ代表のアルメンタは、ともに日本語で「ガンバリマス」とあいさつ。注目を集める国際舞台での健闘を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月12日のニュース