Wソックス「ムーニー」村上宗隆、メジャー仕様の新フォーム披露 初の屋外フリー打撃で柵越え8発

[ 2026年2月12日 01:30 ]

フリー打撃をするホワイトソックス・村上
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 ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)、キャンプ地到着後では初めて屋外フリー打撃を実施し、29スイングで8本の柵越えを放った。昨季より右足のステップ幅をやや狭めたメジャー仕様の新フォームを披露。一塁守備の練習にも初めて取り組み、見守ったエンゼルス元監督でホ軍のフィル・ネビン選手育成特別補佐(55)から活躍に太鼓判を押された。

 右足を高くは上げない。前に小さく踏み出し、バットを振り抜いた。初動をコンパクトにまとめても、パワーは健在。鋭い打球を飛ばし続けた。キャンプ地での練習3日目で初の屋外フリー打撃。村上は軽めの強度ながら29スイングで8本の柵越えを描いた。

 日本での8年間で通算246本塁打の実績があっても変化を恐れない。右足を上げ、軸足の左足にしっかり体重を乗せてから大きく踏み出してスイングしていたヤクルト時代からメジャー仕様へ移行した。選手育成特別補佐として一塁練習にも付き添ったフィル・ネビン氏は「間違いなくボールに強いインパクトを与えられる打者。当たると打球がどこまでも伸びていく」と舌を巻いた。

 ステップ幅を狭めた理由の一つには、過去に米1年目の日本選手が間合いの短いメジャー投手の投球フォームに立ち遅れ、160キロ前後の速球に苦しんだことが考えられる。大谷もエンゼルス1年目の18年オープン戦では結果が出ず、開幕直前に同僚プホルスを参考に、右足を上げず内側に少しひねる形の「ヒールダウン打法(すり足気味の打ち方)」に切り替えた。

 ネビン氏は22年途中~23年にエ軍監督を務め、大谷が本塁打王に駆け上がる過程を間近で知る一人だ。「翔平が最初に米国へ来た時もやはり適応期間があった。多くの調整をして今のレベルに到達した。翔平が乗り越えたように、ムーニー(村上)も投手や配球などの違いに適応してくれると確信している」と断言した。

 ウィル・ベナブル監督は「非常に力強いスイングをしている。本当に楽しみ。人柄も良く、クラブハウスに自然に溶け込めるタイプだ」と手放しで称えた。昨季までの2年連続地区最下位からの再建へ。「村神様」改め「ムーニー」がシカゴの救世主となる。(柳原 直之)

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