DeNA・山崎 守護神返り咲きへインステップ改良の新投法 9台のカメラで解析

[ 2026年2月9日 05:30 ]

投球動作測定する山崎(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ブルペンに円を描くように設置された9台のカメラ。その中心で投球練習を始めたDeNA・山崎の投球フォームには、わずかな変化があった。左足を踏み出す位置が、従来より少しだけ一塁側へ。最大の特徴でもある「インステップ」にメスを入れた新投法を、多くのMLB球団が導入する「クオリシス社」の最新動作解析システムで撮影・分析した。

 「靴の横幅の半分ぐらい外で開くような。よりロスを少なくする。出力のベクトルが変わって、明らかに球速が伸びている」。踏み出した足が地面からの力をロスなく受け止め、打者方向への推進力が増加。球速が4、5キロもアップし「数字の上がり方が異常」と驚くほどだった。40球を投げ終え、コーチや分析担当、ブルペン捕手を交えて約50分間、体の動きやデータについて意見交換した。

 「変化は結構、怖いけど、感覚だけで通用する世界ではない」と挑戦を決断。「受け入れてヒントを探す作業が今の自分には必要。良い体の使い方を学ぶことで進化するきっかけを与えてくれる」と数値が明確な根拠となり背中を押す。昨年、相川監督から「ここから5年、10年やるためには何かぶっ壊さないといけないこともあるよ」と助言された。「康晃の半足」。スクラップ&ビルドの精神で守護神に返り咲く。(重光 晋太郎)

続きを表示

「DeNA」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月9日のニュース