阪神・大山悠輔 ランチ特打で柵越え15発も激辛自己採点「自分の中では全然ダメ」 

[ 2026年2月3日 05:15 ]

ランチ特打で鋭い打球を放つ阪神・大山(撮影・大森 寛明)
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 阪神・大山の放物線に、宜野座の虎党がどよめく。打球がスタンドに着弾すると、どよめきは歓声と拍手に変わった。新助っ人ディベイニーとともにランチ特打に臨み、72スイング中、15本の柵越え。左翼12、バックスクリーン2、右翼1と広角に打ち分けつつ、どれも滞空時間の長いアーチで仕上がりの早さをうかがわせた。しかし、当の本人は“激辛”の自己採点を下した。

 「自分の中では全然ダメですね。いいなと思える打球は何球かありましたけど、全体的に見たら全然なので。まだまだ、しっかりやっていきたい」

 今季はチーム内で唯一、打順が確定している。藤川監督が昨季と同じ5番に大山を起用することを既に明言。全幅の信頼を寄せられている。開幕までに納得のいく打撃をつくり上げるためにも、「いいなと思える」打球を増やすべく、自身に厳しく取り組んでいく。

 そんな自己評価とは裏腹に、バックネット裏で肝を冷やしていたのが他球団の偵察部隊だ。特に昨季、「伝統の一戦」初戦からの16試合連続安打を許すなど、打率・376、3本塁打、16打点と打ち込まれた巨人は鋭い視線を注いだ。萩原哲担当スコアラーは「振れていますね。重いバット使ったり、いろいろやっているようにも見えましたし」と練習の取り組み方もチェックしながら警戒心を強めた。2人体制で見守ったヤクルトは、吉田大成スコアラーが「振れていますし、実績がある選手ですしね」と評した。

 「限られた時間しかないので、そこはしっかり頭に入れながら、また明日(3日)からやっていきます」と、言葉の最後まで、自身に厳しかった背番号3。藤川監督の大きな期待に応えるためにも、宜野座で日々、課題を明確にしてクリアしていく。(松本 航亮)

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