日本ハム伊藤大海がWBCで先発志願!「できれば先発でいきたい」由伸、雄星、菅野に続く有力候補

[ 2026年2月3日 06:00 ]

キャンプで初めてブルペン入りした日本ハム・伊藤(撮影・小渕 日向子
Photo By スポニチ

 日本ハム・伊藤大海投手(28)が2日、沖縄・名護キャンプで初めてブルペン入りし、23球を投げた。世界一連覇を狙うWBCでは、ドジャース大谷翔平投手(31)が打者に専念する方針もあり、昨季の沢村賞右腕は大舞台での先発を志願。14日から始まる侍ジャパンの宮崎合宿までに3回程度の投球練習を予定しており、一歩ずつペースを上げていく。

 思わず伊藤の頬が緩んだ。構えた捕手ミットにボールが吸い込まれると、「めっちゃいい」と声を漏らした。WBC球を使い、立ち投げで11球、捕手を座らせて12球。球の握りやフォームの確認を入念に行い、打者も想定しながら23球を投じた。

 「良い感じでバランス良く投げられた。体も凄く元気なので順調。今日一番確認したかったのは上体が突っ込まないこと。これをクリアにできたので、次に向けて良いブルペンになったと思います」

 手応えと自信。自画自賛するほどの投球だった。今キャンプ初のブルペン入りは、ビジターユニホームを着用した。「緊張感もあるし、より気が引き締まった状態で投げられた」と意図も明かした。

 昨季終了後からWBCを考慮し、少ない球数で調整。この日も「10、15球ぐらい」を当初想定したが、課題としてきた投球時に腕が緩む悪癖の改善を実感した。「思ったより感覚が良かった。腕を振った中で強いチェンジアップ、カーブが投げられている印象があったので、自分の中で納得できる部分だった」とうなずいた。
 昨季は14勝を挙げ、2年連続最多勝を獲得し、念願だった沢村賞も初受賞した。27試合に登板し、6完投、最多130球の熱投も見せるなど、先発としてのスタミナや信頼感は抜群だ。ドジャース・大谷がWBCでは打者専念の方針となっている。先発投手4人が必要な1次ラウンドで、ドジャース・山本、エンゼルス・菊池、菅野のメジャー組3人に続く有力候補に挙がり、その場合は4戦目のチェコ戦先発の可能性も浮上する。

 23年WBCではリリーフ適性も証明しているが、伊藤は「できれば先発でいきたい」と強い意志を示す。一方で好投手がそろい、「まだ分からない。勝手にここで投げるだろうなと仮想でいくしかない。先発の調整をしていけば、中でも対応できるかな」と、柔軟な対応ができるよう心構えもしている。

 日本中を歓喜に包む喜びをもう一度――、エースは焦らずじっくり、そして着実に前に歩を進めていく。(小渕 日向子)

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月3日のニュース