阪神ドラ1立石正広に大山イズム!! 待望の初対面で“真摯たれ”に感銘を受けた

[ 2026年1月8日 05:15 ]

ウォーミングアップする阪神ドラフト1位の立石(撮影・亀井 直樹) 
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 阪神の新人合同自主トレが7日、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎でスタートした。3球団が競合したドラフト1位・立石正広内野手(22=創価大)は、約800人のファンの前で、他のルーキー6選手とともに始動した。自身の練習前、朝早くから汗を流す大山悠輔内野手(31)の姿に感銘。昨季リーグ優勝を成し遂げても慢心なく準備を進める、猛虎を背負う主砲の生きざまを学んだ。

 午前8時30分。立石が屋内の新人の集合場所へ向かうと、既に大山が汗だくになってウオーキングなどで黙々と体を動かす姿が飛び込んできた。主砲が見せる大きな背中は、注目ルーキーの心を大きく揺さぶった。

 「“7時くらいからやっていた”と、どなたかが言っていた。凄いなと思います。野球に対しての姿勢は本当に比例してくると思うので勉強になります」

 チームは昨季、2年ぶりのリーグ制覇を遂げるなど、7年連続Aクラスに君臨する。根付きつつあるのは、ライバル球団が掲げる「巨人軍は常に球界の紳士たれ」ならぬ、“猛虎は常に真摯(しんし)たれ”とも言うべき野球に真摯に向き合う姿。中でも、どんな場面でも全力疾走を怠らず、ひたむきな姿勢でチームをけん引する大山はその筆頭格だ。「日本一を逃して満足されてないと思った。そういう姿勢は本当に大切」と立石。新人合同自主トレのスタート直前に深く感銘を受け、プロの世界に挑む決意と覚悟を新たにした。

 野球への姿勢だけでなく、優しい人柄にも魅了された。大山と待望の初対面。緊張感に包まれながら自己紹介すると「よろしくね」と声をかけられた。屈託なく笑う主砲の姿に「包み込まれるような笑顔というか…凄い優しい感じで声をかけてくれました」と感動。同じ右投げ右打ちのスラッガーでもあり、偉大な先輩と同じ空間で練習できる恵まれた環境に「幸せだと思う。いろいろ収穫できれば」と前を向いた。

 この日は、新人選手の姿をひと目見ようと、早朝から多くの虎党がSGL尼崎に詰めかけた。一般向けに内野スタンドが無料開放され、平日にもかかわらず約800人のファンが集結。立石が黄色と黒のタイガースカラーのウエアで登場すると、ひときわ大きな声援が飛んだ。「(ドラフト5位の)能登さんと(色が)かぶっちゃって。でも、いいアピールになったんじゃないかな」と笑み。キャッチボールやランニングなどで汗を流し、充実の初日を終えた。

 5日に入寮し、初めての夕食は同期全員で囲んだ。メニューは寒い冬にぴったりのすき焼き。「(同期とは)年齢関係なく仲良くご飯を食べているので、良い空間ができている」とリラックスの時間も忘れない。

 大山と同じドラフト1位として踏み出すプロ人生。熱き魂を注入され、立石の挑戦が幕を開けた。(山手 あかり)

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