ソフトバンク 柳田悠岐「無事之名馬」26年はケガなく完走し、チームは先行逃げ切りVだ

[ 2025年12月29日 06:00 ]

小倉競馬場でトークショーに臨んだソフトバンクの柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 「無事之名馬」として再飛躍する―。ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が28日、小倉競馬場での公開ラジオ収録にゲスト来場し、有馬記念の直前予想などパドック内で“馬トーク”を展開した。所有馬が初勝利した思い出の地で午(うま)年のチーム目標を「前残り」でのリーグ3連覇を掲げ、自身もケガなく完走する意味の格言で決意表明した。

 1年を締めくくる有馬記念予想は痛恨の結果に終わった。大画面で競馬ファンとライブ観戦した柳田は「これは悔しい。うおー!」と叫んだ。本命のダノンデサイルは3着。2着に12番人気が残り、馬連も外れた。「うー、気持ちの整理が…。もう野球で絶対に取り返しますが…、中山金杯でお会いしましょう」。悔しさを抑えながら、雪辱を期した。

 「競走馬になりたい」と語る男にとって来季は縁起のいい1年となりそう。「まあ、午年といえば“無事之名馬”でしょう。健康にケガなくいきたいですね」と切り替える。

 どんなに優れた能力を持った競走馬もケガや病気でレースに出られなければ、その能力を発揮できない。丈夫な体で長く活躍できることが名馬としては重要。完全復活を狙う柳田にも当てはまる。

 今季は4月11日のロッテ戦で右膝に自打球を受け「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」で約半年の離脱。リーグ戦20試合で4本塁打、9打点に終わった。それでもポストシーズンから復活し、日本一に大きく貢献。前回の午年だった14年は初めて144試合にフル出場し、オフには背番号「9」となった。

 この日、有原の日本ハム移籍が正式発表された。来季は開幕カードから激突する可能性も出てきた。同郷のエースが抜けることはつらいが、プラスに捉える面もある。「いい投手を失うのは痛いけど、乗り越えたい。1枠空いたことで競争が始まる。またチームが強くなるチャンスとも思う。(対戦すれば)必死に打ちにいきたい」と前だけを向いた。

 今季、チームは4月終了時点で最下位と出遅れた。ただ、少しずつ追い上げて最後に日本ハムを差し切ったリーグ連覇だった。ただ、来季は別の展開を描いている。「もう“前残り”やろ。穴を開けるのもだいたい前残りなんで」。“穴馬”ではなく、大本命で3連覇と日本一連覇を狙う来季、先行逃げ切りの王道で突き抜ける。それがチーム最年長の鞍上の願いである。 (井上 満夫)

 ○…今年2月8日にゴッドヴァレーが初勝利を挙げた小倉で柳田オーナーは、意外な馬名の決め方を明かした。人気漫画「ワンピース」から名付けた愛馬の勝利を「ホームラン打ったときよりもLINE来たしうれしすぎた」と振り返る。牝馬中心に数頭を所有し、成長を見守る日々だが「寝転がりながらChatGPTで何頭か馬名を決めたりしますよ」とAI機能がひと役買っていると明かし、ファンをざわつかせた。

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