達川光男氏が明かした伝説の“川口VS達川大バトル”真相「最初に事件が起きたのは甲子園」

[ 2025年12月24日 19:04 ]

達川光男氏
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 元広島監督の達川光男氏(70)が23日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。現役時代に川口和久氏(66)との間であった伝説の“大バトル”について語った。

 達川氏は10月7日の放送回に出演したが、あまりにしゃべり過ぎてプロ入り前についてのトークで時間切れになるという番組初の珍事に。そのため今回は短いスパンでの再登場となった。

 そのなかで、通算139勝を挙げた左腕投手で、その容姿から“和製リチャード・ギア”の異名も取った川口氏との“大バトル”の話に。

 実は6月3日の放送回で当時遊撃を守っていた元広島監督・野村謙二郎氏(59)が「川口さんがサインを見ながら首を振るんですよ。なかなか合わなくて。この2人合わんなって僕らは感じてて…。次の日も始まったんですよ。川口さんが“違う”“違う”って。そしたら達川さんが来て。“川口、お前なに投げたいんじゃ”って。僕たちもマウンドにいて。そしたら達川さんピキンきて。“もうええ。好きにせぇ”ってなったんですよ。“ノーサインじゃ”って帰ったんです。川口さんも“達川さん、それは困りますよ”と…言わないんですよ。達川さんも“どこでも投げてこい”と構えてる。川口さんは“捕れるものなら捕ってみろ!”って感じで…。対バッターじゃないんですよ」などと伝説の“川口VS達川大バトル”について語っていた。

 これについて聞かれた達川氏は「まず最初に甲子園球場ですよ、事件が起きたのは」とし、「プレーボールと同時に4回首振るんですよ。(球種)4つしかないのに。真っすぐ、カーブ、スライダー…。私が頭にきて“好きなように投げろ”って。それで投げてくるわけです。5回までノーヒットノーランですよ、けんかしながら」とノーサインで5回まで快投したと振り返った。

 だが、5回終了時に行われるグラウンド整備の時間に川口が達川のもとへ。

 「“先輩なに怒っとんですか。もう考えるの頭痛いですわ。サイン出してもらえませんか”いうて。“出さんこともないけど。ところでお前なんで首振ったんや。捕手に対して失礼じゃろうが”って。“いや、今日なんのサインかなと思ったら先輩もう怒ってました”って。複雑なサイン使ってたから」

 つまり、マウンドの川口は捕手・達川が出したサインが気に食わなかったのではなく、このサインはなんだったっけ…と考えるのに時間がかかり、首を振っていただけだったのだ。

 「わしが悪かったの」と謝ってバッテリー間の誤解は解け、6回は達川がサインを出すことに。だが…。

 「サイン出したら初球、真弓(明信)さんにレフト前パカーンって打たれたんですよ。で、マウンド行って。“わしのサインじゃ打たれるけ、もう一回ノーサインでやろうや”いうて」

 しかし、話はこれだけでは終わらない。

 「次の事件は(広島)市民球場で起きたんです。バッテリーコーチが来たんですよ、マウンドへ。“おいタツ!真っすぐばっかり投げささんといろいろ投げろよ”と。その日、ノーサインでやってたんです。“ノーサインですよ”ってここ(喉元)まで言うたろか思ったけど、面倒くさいけ、言わなかった。そしたら川口が変化球ばっか投げるんですよ、言われたもんで。そしたらまたコーチが来て“真っすぐばっかりいうたら変化球ばっかり投げやがって。ちゃんとリードせい!”いうけ。よっぽど(ノーサインだと)言おう思うたんじゃけども。そこで僕は言わんかった。黙っとった。そしたら川口が“達川さんは俺のことかばってくれてるな”と。そこから意気投合してようなって。凄いあうんの呼吸になったんです」と明かした。

 「面白い男でね。初回に3者連続三振取った時あったんです。そしたら僕の横に来てね。“先輩!今日リードさえてますね!”って。お前が言うなって」と最後は笑わせる達川氏だった。

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