達川光男氏「悪いのは長内なんですよ」 審判へのアピールはご法度だった人生が一転“当たったフリ”

[ 2025年12月24日 20:17 ]

達川光男氏
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 元広島監督の達川光男氏(70)が23日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。現役時代に“グラウンドの詐欺師”の異名を取った“当たったフリ”に至るまでの経緯を明かした。

 達川氏は10月7日の放送回に出演したが、あまりにしゃべり過ぎてプロ入り前についてのトークで時間切れになるという番組初の珍事に。そのため今回は短いスパンでの再登場となった。

 現役時代にフジテレビ「珍プレー好プレー大賞」の常連だった達川氏。そのなかには、当たったのか、当たってないのか、かすったのか、かすってないのか…と死球をめぐる打者・達川の猛アピールもあった。

 これについて達川氏は「あれね、私、アマチュア野球からアピールしちゃいけないという教育を受けたんです。特に(母校の)広商(広島商)なんて“審判は絶対”ですよ」ともともとアピールなど絶対NGの野球人生を歩んできたとまずは明かした。

 そして、「悪いのは長内なんですよ」と当時チームメートだった長内孝氏(68)の名前を挙げて語り出す。

 「長内がね、2死満塁で(相手の)投手は牛島(和彦)、捕手は中尾(孝義)。満塁で代打に出て行ったんです。長内のすねに当たったんです。すねをすってるんです。間違いなくすってる。死球だと思って歩こうとしたんです。そしたら中尾が(ボールを)すっと捕ってすっと(投手に)返したんです、何事もなかったように。で、三振したんですよ、次のボールで」

 「で、ベンチに帰って。“オサ!当たったんじゃないのか?”って。“はい、当たりました。死球です”“なんでアピールしないんだ!”って怒ったんです、すっごい。古葉さんが」

 当時広島の指揮を執っていた古葉竹識監督(2021年11月に85歳で死去)が、死球であることを強くアピールせず結果的に三振に倒れてしまった長内に対して激怒。「満塁で死球だったらなんだ!」(古葉監督)「1点です」(長内)「何やってんだっ!明日からファームだ!」(古葉監督)とその場で翌日からの2軍落ちが決まったという。

 それを目の前で見ていたのが当時の達川捕手。「これはアピールせないかんな思って…」とそれまでは審判にアピールすることなどご法度だった野球人生から一転、アピールすることを心に決めたのだった。

 「本当に必死な(プレー)。最後の2、3年、ベテランになってからはおちょくってやりおったけどね」と最後は笑わせていた。

 

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