阪神・及川雅貴 左腕リリーフ投手史上初のGG賞獲得に燃える 受賞者最多3人を誇る横浜高の系譜継ぐ

[ 2025年12月22日 05:00 ]

アサイーボウルを堪能する湯浅(左)と及川(撮影・大森 寛明)
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 阪神・及川が、来季のゴールデングラブ賞獲得を視野に入れた。今季も同僚の村上が受賞したように、72年の同賞制定以来54年間、両リーグでリリーフ投手の受賞は11年の浅尾拓也(中日)のみで、この高いハードルに挑む。

 「長い歴史で1回だけ?無理やん、そんなん」と最初は苦笑いしたが、本音は違う。「今年はあるかなと思ったんです。2票入ったんでしょ、確か。それはうれしかったです」と、まんざらでもない様子で話した。

 同賞は記者投票で選出される。及川は両リーグ最多の66試合に登板して失策0だが、数字だけでなく、けん制やクイック、バント処理など総合的な守備力が判断基準になる。そのため、多くのイニングを投げる先発投手の方が印象は強くなり、有利になる。

 かねて守備の意識は高い。「バント処理とか、本当に自分を助けること。キャンプでも投内連係が多いと思うのでしっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。

 同賞7度の松坂大輔(元西武=現本紙評論家)、4度の涌井(中日)、1度の柳(同)ら横浜高出身投手は常連。阪神では伊藤将や及川がその系譜を継ぎ、守備力には定評がある。

 「(横浜の練習は)きつい。めっちゃ内容が濃い。(バント処理で)二塁でアウトにするだけじゃなくて、ゲッツーを取る。2つアウトにするために、マウンドを早く降りるとか。そうやって教わってきているので、継続していければ」

 ハワイ滞在中の楽しみにしていた一つがアサイーボウル。湯浅とともに、ワイキキビーチにある専門店で、バナナやイチゴがトッピングされた逸品に舌鼓を打った。守備ウマイー男が、左腕リリーフ史上初の勲章を虎視眈々(たんたん)と狙う。

 ○…投手のゴールデングラブ賞受賞者の出身高校は、横浜が松坂大輔、涌井秀章、柳裕也の3人で最多。PL学園(桑田真澄、前田健太)、愛工大名電(工藤公康、東克樹)、駒大苫小牧(田中将大、伊藤大海)がそれぞれ2人で続く。なお通算受賞回数ではPL学園の13回(桑田8、前田5)が最多。横浜は12回(松坂7、涌井4、柳1)で単独2位。

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