ESPN ブレーブスのキム・ハソンとの再契約を評価 遊撃手の空白埋める1年31億円の投資は「B+」 

[ 2025年12月17日 07:52 ]

ブレーブスのキム・ハソン(AP)
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 スポーツ専門局「ESPN」電子版は、ブレーブスが金河成(キム・ハソン)内野手(30)と1年2000万ドル(約31億円)で再契約したことについて、「B+」の評価を与えている。

 キムは昨季、ケガに悩まされて48試合の出場にとどまり、ベースボール・リファレンスのWARは0.3。それでもESPNは、この補強を「ブレーブスにとって必要不可欠だった」と位置づけた。最大のポイントは、ウォルト・ワイス新監督に野手起用の柔軟性をもたらす点にある。

 マウリシオ・デュボンは貴重な存在だが、真価を発揮するのは複数ポジションを行き来する“スーパー・ユーティリティ”としての役割だ。そのためには、守備を安心して任せられる正遊撃手の存在が欠かせない。キムは昨季途中にレイズからブレーブスへ移籍し、シーズン最終月を遊撃手として過ごした後、2026年の1年1600万ドル(約25億円)の球団オプションを破棄。ブレーブスはその金額に400万ドル(約6億2000万円)を上乗せし、再契約にこぎつけた。

 ブレーブスでは23試合で遊撃の先発を務め、オフの肩手術から復帰した後も続いていたコンディション不安を抱えながら、安定したパフォーマンスを披露。この“オーディション”が、今回の契約につながった形だ。

 ブレーブスは2025年シーズンを通して遊撃を固定できず、最も多くの出場時間を得たのはニック・アレンだった。アレンは守備では堅実だったものの、打撃面ではOPS+53と、レギュラーとしては厳しい数字に終わった。その点、キムは守備力でアレンと同等の評価を受けながら、攻撃面ではより多くの選択肢を提供できる内野手である。完璧ではなくとも、弱点だった遊撃を埋める現実的な解決策として、ブレーブスにとって妥当な補強だとESPNは結論づけている。

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