阪神のキャプテン制4年ぶり復活 藤川監督が坂本誠志郎“再登板”明言 「闘将」的な役割期待

[ 2025年12月17日 05:15 ]

優勝旅行に出発する坂本(撮影・北條 貴史)
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 藤川監督が来季からキャプテン制を復活させる方針を明かした。同時に坂本を指名し、“再登板”させることを明言した。

 「来年はキャプテン制を復活させます。坂本がゲームキャプテンで。(有事で)坂本が1軍にいなくなれば中野をゲームキャプテンとして常に進めます」

 球団のキャプテン制は12年からスタートし、鳥谷とともに初代を務めたのが現役時代の藤川監督だった。22年の坂本を含めてこれまで8人が務め、岡田前監督が就任した23年から今季まではキャプテンを置いていなかった。

 復活の理由を指揮官は「(新選手会長の)村上が週に一回の先発ですし、ゲーム中の会話がなかなかできる状態ではありませんから」とし、「坂本がベスト。(チームや試合を)俯瞰(ふかん)で見ることのできる選手」と説明。コンディション不良などの有事で坂本不在の際には、同じく全幅の信頼を置く前選手会長・中野を代理キャプテンとすることを決めた。

 そして、藤川監督が強調したのはキャプテンではなく「ゲームキャプテン」と呼んだ部分。「(以前の)キャプテンとは違うよ、と伝えています。作戦が出ていなくても、ポジショニング一つで違う部分に目が届くか。それはこの2人(坂本、中野)がたけています。相手を倒しにいくためのキャプテン」とムードメーカー的な要素ではなく、背中や指示で引っ張る「闘将」的な役割に期待した。

 既に指揮官は和田ヘッドコーチ、藤本総合コーチ同席の上で坂本と中野に通達。以前のようにユニホームに「C」マークが付くかに関しては、坂本に判断を委ねているという。

 「責任が重いわけじゃない。チームとして強くあるためのキャプテンです。和みはいらないです」

 2リーグ制以降、球団初の連覇へ藤川監督が“坂本主将”の背中を押した。(遠藤 礼)

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