ソフトバンク モイネロが初めてパ・リーグMVP「選ばれて光栄」

[ 2025年11月27日 06:00 ]

ソフトバンクのモイネロ
Photo By スポニチ

 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」が26日に都内で開かれ、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が初のパ・リーグMVPに輝いた。防御率1・46で2年連続の最優秀防御率、ベストナインも初受賞し、トリプルの喜び。フリーエージェント(FA)権を取得し、日本選手扱いとなる来季はさらに進化し、キャリアハイの成績を残すと意気込みを示した。

 リーグ連覇、5年ぶりの日本一のためにフル回転したサウスポーに最高の栄誉が与えられた。モイネロが入団9年目で初のMVPを受賞。キューバに帰国中でアワーズには欠席し、ビデオメッセージで喜びを語った。

 「自分だけではなく、他の選手もいいプレーをしていた中で選ばれて光栄です。いいシーズンを送ることができたのでうれしいです」

 メッセージは3度も流れた。まずは2年連続となる最優秀防御率のタイトル獲得。防御率1・46は、先発転向1年目だった昨季の同1・88を大幅に良化した。「引き続きもらった賞はうれしいです」。2リーグ制後の球団記録では“最強のアンダースロー”こと杉浦忠が南海時代の1959年にマークした同1・403が最高記録として輝く。「今年残した成績よりもすべてにおいて上回れるように」。“自分超え”を果たせば、レジェンドの境地に足を踏み入れることになる。

 先発2年目は「持久力が上がった点が一番良かった」と進化を遂げたシーズンだった。そんな左腕が今季のベストゲームに挙げたのは日本ハムとのCSファイナルS第6戦だった。「チームを日本シリーズに導くことができた」。開幕から2連勝でアドバンテージを含めて3勝0敗としながら、まさかの3連敗を喫して後がなくなった一戦。第1戦から中4日で登板して7回1失点でCS突破に貢献した。

 初受賞となったベストナインも合わせ“3冠”の活躍。正力松太郎賞に輝いてアワーズに出席した小久保監督も「今年のチームの中でモイネロしかいないかなと。彼が軸で回ってくれてね。この表彰も(CSファイナルS)第6戦の力投があったから。先発2年目で素晴らしい」とチームのために身を粉にした活躍に最敬礼していた。

 モイネロはフリーエージェント(FA)権を取得し、来季からは外国人枠を外れて日本選手扱いとなる。節目のNPB10年目へ向けて「チームにとっても自分にとってもいいコンディションでシーズンを始められるのが大事。来季に向けてしっかり状態をキープして頑張りたい」と頼もしい限りだった。 (井上 満夫)

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月27日のニュース