日本ハムのドラ1・大川慈英 父が好きな「27」を背に“刺す直球”で目指すは守護神

[ 2025年11月27日 08:00 ]

日本ハムドラフト1位の明大・大川慈英
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 日本ハムの新入団選手発表イベントが行われた。1軍の舞台での活躍を夢見る新人7選手がユニホーム姿をファンの前で初披露。ドラフト1位の明大・大川慈英投手(22)の背番号は27に決まった。元ヤクルトの古田敦也氏ら捕手が背負った番号のイメージが強いが、大川は「これは本当にたまたまなんですけど、父が好きな番号が27番。その27番で戦えるのは本当にうれしいです」と明かした。

 実は、父は「カミソリシュート」の異名を取り、通算201勝を挙げて68年から84年まで27番を背負った元大洋・平松政次氏のファンだったという。「打倒巨人」に燃えた右腕で「(父は)巨人相手にキラーとして倒していくのが好きだったみたいです」と言う。幼少期に父と風呂に入り、湯船に浸かっていた思い出もあり「肩まで浸かって何秒で出るかというのをやっていて、その時のカウントが“27”までだった」と27にまつわるエピソードも披露した。

 その大川は、最速155キロを誇る直球が最大の武器。今秋は東京六大学リーグで9試合に登板して防御率0・75をマーク。「今年に入ってから、打者にバットを振らせないというのをずっと目標にやってきて、それを言葉で表すと“刺すストレート”という感じです」と口にする。平松氏は切れ味鋭いシュートで何人もの打者のバットをへし折ってきたが、大川は振ることすらもさせない直球でプロの世界を渡り抜く。

 1年目からの活躍を誓い、目指すは守護神の座だ。田中や斎藤、柳川らとの競争になるが、イベントでは新庄監督に「クローザーでお願いします」と堂々と宣言。偶然ながら、父が好んだ番号を背負うことになった右腕は、「刺す直球」をさらに磨いてプロの世界で羽ばたいていく。(記者コラム・田中 健人)

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