ドジャース・大谷 ファミリー財団設立 子供や動物を守る!“家族”シルエットのロゴで発表

[ 2025年11月23日 01:30 ]

大谷翔平のインスタグラム(@shoheiohtani)から

 ドジャース大谷翔平投手(31)が21日(日本時間22日)、インスタグラムで子供や動物を支援する財団を設立したと発表した。財団名は「SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION(大谷翔平ファミリー財団)」。子供が健やかに生活できる取り組みへの資金提供や、動物の救助、保護などへの支援による健康で幸せな地域社会をつくることを目標に今後、活動を本格化させる。

 家族を愛する大谷ならでは、だ。未来を担う子供たちと動物への支援を目的とした財団設立。その名も「大谷翔平ファミリー財団」。長年抱いていた社会貢献への取り組みに、大きな一歩を踏み出した。

 インスタグラムで設立を発表し、公式サイトには英語で理念が掲げられた。「私たちの使命は、子供たちが運動を続け、健やかに生きることを後押しする取り組みに資金を提供することで、より健康で幸せなコミュニティーをつくることです」。そして「あわせて、救助・保護・ケアを必要とする動物たちを守り支えるプログラムも支援します」と続けた。今年1月、本拠地があるロサンゼルスを襲った大規模な山火事被害の際には、消防士や被災者に加えて「支援の必要な動物たちのために」と50万ドル(当時=約7800万円)を寄付したように、子供と動物への支援に取り組む決意をにじませた。

 日本時間11月22日、「いい夫婦の日」の発表となった財団のロゴも象徴的だった。背番号17の入った自身と、真美子夫人の間に愛犬のデコピン、そして4月に誕生した生後7カ月の第1子の娘が成長した姿を思わせる“家族”のシルエットを採用。4月にSNSで長女誕生を報告した際も「大谷ファミリーへようこそ!」とつづったように「大谷ファミリー」を財団名に込めた。これまでも日本全国の小学校約2万校への6万個のグラブ寄付などの社会貢献を行ってきたが、より大きな活動への期待がかかる。

 チームメートのベッツは21年にブリアナ夫人とともに若者支援を目的に「5050財団」を設立。今年は山火事支援や、ホームレス問題に取り組む団体への支援などを行い、社会貢献に尽力した選手に贈られる「ロベルト・クレメンテ賞」を初受賞した。20年オフの本紙のインタビューで「結構前からいろいろと話をしています。(対象は)なるべく自分も関心があるものがいいので、やっていけたらなとは思っています」としていた大谷。生涯のテーマとして取り組むMVP級の活動になる。

 ▽財団 一定の目的のために提供された財産を運用するため、その財産を基礎として設立された組織体。日本では法律に基づいて設立される「財団法人」となるが、米国では個人や企業の資金源を基に公益的に非営利活動を行う団体も指す。その一つである「ファミリー財団」は米国では約4万近く存在するとされ、有名なのは「ロックフェラー財団」やマイクロソフトのビル・ゲイツ元会長とメリンダ夫人による「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」などがある。

 【大谷のこれまでの主な支援】

  ☆コロナ禍 20年4月、新型コロナ感染拡大に伴いNPO法人「ジャパンハート」のクラウドファンディングに参加。医療従事者へのマスク供給のために寄付を呼びかけ、サイン入りバットが最高額の190万5000円で落札されるなど、約1日で1億5350万7000円集める。

 ☆がん闘病の子供へ 21年11月、年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手の賞金など約7万ドル(当時=約1090万円)を、がんで闘病中の子供や家族を支援するカリフォルニア州の非営利団体に寄付。

 ☆「野球しようぜ!」 23年11月、日本全国の小学校約2万校に約6万個の子供用グラブを寄贈すると発表。費用は約6億円。

 ☆能登半島地震 24年1月、同1日に発生した能登半島地震の被災地にドジャースとともに寄付を発表。球団が100万ドル(当時=約1億5600万円)、大谷は個人で寄付(金額非公表)。

 ☆絵本売り上げ 24年3月、特別協力した人生を振り返る初の絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」発売。売り上げの一部を日本赤十字社に寄付。

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