パイレーツ フィリーズのシュワーバー獲りで本気を示す GM「これまでより年俸面で柔軟性がある」

[ 2025年11月20日 05:25 ]

フィリーズのシュワーバー(AP)
Photo By AP

 パイレーツが、このオフのFA市場で目玉の一人とされるフィリーズ強打者カイル・シュワーバー外野手獲得に本気で動いていると話題になっている。

 パイレーツといえば、球界の至宝である右腕ポール・スキーンズを擁しながらも、オーナーが勝つための十分な資金投入をしていないとして、地元ファンから強い批判を受けてきた。2025年シーズンの選手年俸総額は8442万ドルで30球団中23位。FA選手に提示した球団史上最大の契約は、2015年にフランシスコ・リリアーノへ提示した3年総額3900万ドルである。

 しかし、このオフは様相が異なる。ESPNのジェフ・パッサン記者によると、パイレーツはすでにマリナーズのジョシュ・ネイラー一塁手の獲得にも動き、リリアーノの契約の倍以上となる提示を検討していたという。ネイラーは最終的にマリナーズと5年9250万ドルで再契約した。

 ベン・チェリントンGMは11月上旬、「球団にはこれまでより年俸面で柔軟性がある」と語っており、本気度の高さがうかがえる。シュワーバー獲得には、少なくとも総額1億ドル超の提示が必要とみられている。

 米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、契約条件を5年1億3500万ドルと予測。パッサン記者も、年平均3000万ドルを超える契約を勝ち取る可能性があると指摘している。

 ナ・リーグMVP投票で2位に入ったシュワーバーは、パイレーツ打線の軸として理想的な存在だ。PNCパークのライトへわずか97.5メートルのショートポーチは左打者に有利であり、若いクラブハウスにベテランとしてのリーダーシップももたらせる。打線強化は急務だ。パイレーツは2025年、本塁打117本、OPS .655、得点583でいずれもMLB最下位(30位)だった。

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