広島・佐々木泰 正三塁手の地位固めへ120%のフルスイング! 侍Jでの課題も収穫「まだ足りない」

[ 2025年11月19日 05:45 ]

秋季キャンプに再合流し、ロングティーに汗を流す広島・佐々木
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 広島・佐々木泰内野手(22)が18日、宮崎・日南秋季キャンプに再合流した。侍ジャパンに追加招集されて出場した韓国との強化試合では、2試合で8打数3安打4打点と活躍。多くの収穫と課題を持ち帰り、「もっと強く」と120%の力でスイングを繰り返した。2年目の来季に打って三塁手としての地歩を固め、いずれは侍トップチーム入りを目指す意気込みだ。

 侍ジャパンでの3日間の活動を終えると、佐々木は即座に宮崎へ戻った。17日午後5時半に日南到着。秋季キャンプ最終クール初日の18日は、早出の午前9時から天福球場で精力的に動いた。打撃練習で目についたのは、体がねじ曲がるほどのフルスイングだった。

 「侍のどの選手を見てもスイング力が凄い。自分はまだ足りないと感じたので、強く振ることを今日は意識した。今年のチームの活動はあと3日。全力でケガしてもOKぐらいの感覚で振ろうと」

 追加招集された韓国との強化試合(東京ドーム)では鮮烈な印象を残した。15日の初戦は7―3の5回無死満塁で左翼へダメ押しの2点打。16日の第2戦でも3点を追う4回1死満塁から反撃の中前適時打を放つなど、2試合で8打数3安打4打点と活躍した。

 「この秋は長打力と得点圏を課題に取り組んできた。あの舞台で出せたのは自分の中で凄く自信になった。来季につながる期間になった実感がある」

 メジャー挑戦する巨人・岡本には“打席では基本真っすぐ待ち、変化球に張ることはない”と教わった。「結構驚き。自分もそうなので安心した」。一方で積極的に振ろうとするあまり、バットが止まらない課題も実感した。全て収穫だった。

 練習ぶりを見守った新井監督は「いい経験をしたと思う。強化試合とはいえ、あの舞台で結果を出せるのは、彼がそういうものを持っているから」とほほ笑む。同時に「いずれはフルメンバーの代表入りができるように、まずはここで頑張ってほしい」と期待した。

 無論、佐々木も同じ思いだ。招集され、他の一流選手と同じ空気を吸ったことで募る侍ジャパンへの憧れ。そのためには来季、三塁手として地歩を固め、スラッガーたる勇姿をチーム内外に誇示しなければならない。

 「チームは(今季)5位。来季はさらにレベルアップし、自分が中心となって勝利に貢献できるように…という思いで取り組んできた。日の丸は格好いいと改めて感じたし、将来はWBCやプレミアに出たいという思いが強くなった」

 広島で台頭し、大舞台へ。フルスイングで魅了する22歳の挑戦は緒に就いたばかりだ。(江尾 卓也)

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