阪神 GG賞7人はリーグ新記録 04年の落合中日を上回る快挙 “守る虎”継承の藤川監督「凡事徹底」

[ 2025年11月12日 17:01 ]

【一覧】第54回三井ゴールデン・グラブ賞のセ・リーグ受賞者
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 守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデン・グラブ賞」が12日、発表され、セ・リーグはリーグ優勝を果たした阪神から球団史上最多の7人が選ばれた。パ・リーグは9人のうち6人が初受賞となった。

 阪神勢では投手部門の村上頌樹投手、捕手部門の坂本誠志郎捕手、一塁手部門の大山悠輔内野手、二塁手部門の中野拓夢内野手、三塁手部門の佐藤輝明内野手、外野手部門の近本光司外野手、森下翔太外野手と9ポジションのうち7ポジションを占め、球団別で両リーグ最多となった。

 これまでのリーグ最多は落合博満監督率いる04年の中日で、投手・川上憲伸、一塁・渡辺博幸、二塁・荒木雅博、遊撃・井端弘和、外野・英智(蔵本英智)、アレックス・オチョアの6人。(パ・リーグの最多は78年阪急、92年西武の8人)

 阪神は、堅守を持ち味に就任1年目でリーグ優勝を果たした落合中日を上回る快挙となった。藤川球児監督は、岡田彰布前監督が重視した投手中心の守備力をさらに向上させ、昨年は23失策だった佐藤輝を6失策と成長させた。また、近本の5年連続受賞は阪神外野手としては新庄剛志以来2人目で、外野手の2人受賞は球団初となった。

 藤川監督は、リーグ最多の7人が選出されたことに「当たり前のことを当たり前にやっていく、凡事徹底でやってますから。それができる選手たちがゲームに出ますし、コンディションを含めて、コンディションを整えることができる選手、基本的なことができる選手がゲームに出る、ということですよね。その中に心の揺れ動きもなかったというところはエラー数であったり、7つのポジションでゴールデングラブ賞が取れたというところですから、ファンの方を不安にさせるというか、グラウンドをざわつくようなプレーがなかったというか、普通にやっていれば十分。すばらしいと思います」と語った。

 受賞選手は以下の通り。

 【セ・リーグ】
投 手 村上  頌樹(阪 神) 初受賞
捕 手 坂本 誠志郎(阪 神) 2年ぶり2回目
一塁手 大山  悠輔(阪 神) 2年ぶり2回目
二塁手 中野  拓夢(阪 神) 2年ぶり2回目
三塁手 佐藤  輝明(阪 神) 初受賞
遊撃手 泉口  友汰(巨 人) 初受賞
外野手 岡林  勇希(中 日) 4年連続4回目
    近本  光司(阪 神) 5年連続5回目
    森下  翔太(阪 神) 初受賞

 ▼村上「取りたいと思っていた賞だったのでとても嬉しいですし、他にもたくさん好投手がいる中で選んでいただいたことを光栄に思います。また来年以降も選出いただけるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

 ▼坂本「2年前に受賞して以降、またこの賞を取ることがひとつの目標だったので本当に嬉しく思います。また自分を律して更に精進したいと思います」

 ▼大山「シーズンが始まる前から目標のひとつとして掲げていたので非常に嬉しいです。たくさんの方に支えてもらった結果だと思うので感謝を伝えたいです。ありがとうございます」

 ▼中野「素晴らしい方々がいる中で受賞できたことをとても嬉しく思います。しっかり練習に励み、この賞に恥じないプレーを来シーズンもお見せできるように頑張ります」

 ▼佐藤輝「田中コーチとキャンプから取り組んできたことがひとつ形になったと思います。田中コーチだけではないですが、支えてくれた全ての方に感謝したいです。まだまだ課題も残っているので、更に上を目指して頑張りたいと思います」

 ▼近本「5年連続で選出していただき、大変光栄に思います。支えてくださった全ての方に感謝したいです。これに満足することなく、来年以降もこの賞に恥じないプレーをグラウンドでお見せできるよう、精一杯努力します」

 ▼森下「今年の目標にしていた賞だったのですごく嬉しいです。自分だけの力ではなくて、色々な人に支えられて取れた賞だと思うので感謝しています。来年以降も毎年受賞できる選手になるために、もっとレベルアップしていきたいと思います。ありがとうございます!」

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