パドレス編成本部長 来季全休のダルは「偉大な投手。優れたスカウトでもある」今井ら選手獲得の意見求める

[ 2025年11月12日 10:45 ]

パドレスのA.J.プレラー球団編成本部長(撮影・杉浦 大介通信員)
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 パドレスのA.J.プレラー編成本部長が11日(日本時間12日)、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているGM会議に出席。今オフに右肘のじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、27年シーズンでの復帰を目指すダルビッシュ有投手(39)の現状を語り、新戦力の“スカウト”としての期待も口にした。

 計算できる先発投手が1人、来季の陣容からはいなくなることになる。ダルビッシュ離脱の影響について「もちろん、マイケル・キングとディラン・シースがフリーエージェントになること、そしてダルビッシュが来季ほぼ全休になる見込みということを踏まえると、この数週間で先発陣の補強が明確な課題になるのは間違いない」と現状を踏まえ、オフの補強の必要性を口にした。

 ダルビッシュとは対話を続けていることを明かした上で「彼は本当に多くの素晴らしいことを成し遂げてきたし、自分のキャリアの現状をよく理解している。今の段階では、とにかく手術を受けて回復の道を進むこと、家族と時間を過ごすことに集中している」と言う。「彼はシーズンを通して100%の状態ではなかったことを自覚していた。シーズン終了後、“来年に向けて準備するために検査を受けたい”と話し、メディカルチームが診た結果、手術が必要になった。今後のことについていくつか疑問が出てきている。彼はプロ中のプロだし、私たちは彼を深く尊敬している。まずは彼自身のプロセスを経てもらい、その上で数週間かけてまた話をしていく」と今後のプランを示した。

 先発陣の補強が急務だけに、西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す今井も選択肢に入ってくる。「ここ数年、何度も見てきた。成長の過程を見るのは楽しかった。NPBには本当に素晴らしい選手がたくさんいる」と振り返る。「能力面では、まず素晴らしい腕を持っていて、身体能力が高いし、球速を維持できる。コマンドも改善を続けている。ここ数年で多くの良い実績を積み上げてきた。年を重ねるごとに成長を続けている選手というのは、それだけで努力の証しであり、順応力の高さを示している」と高い評価を口にした。

 今井獲得に向け、何よりも頼れる存在がダルビッシュだ。「彼は偉大な投手であるだけでなく、優れたスカウトでもある。彼の意見や見解はいつも聞くし、今回も同じように相談するつもりだ」。来季は手術の影響で全休となるが、頼もしい“戦力”として、力を借りていく構えだ。

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