【近畿大会】神戸国際大付が決勝進出 「裕次郎」由来の“嵐を呼ぶ男”が決勝打!!

[ 2025年11月3日 06:00 ]

高校野球秋季近畿大会準決勝   神戸国際大付7―1大阪桐蔭 ( 2025年11月2日    さとやくスタジアム )

<神戸国際大付・大阪桐蔭>初回、神戸国際大付の石原悠は先制の2点二塁打を放ってガッツポーズ(撮影・北條 貴史)
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 秋季近畿大会は準決勝2試合が行われ、神戸国際大付(兵庫)は大阪桐蔭(大阪)を7―1で下し、2016年以来9年ぶりの決勝に進んだ。「5番・左翼」で背番号17の石原悠資郎(ゆうじろう)外野手(2年)が初回2死一、二塁で決勝打となる先制2点打を放って貢献した。智弁学園(奈良)は滋賀学園(滋賀)を7―3で破った。

 昭和の大スターのごとく主役を演じた。初回2死一、二塁とドラマの幕開け早々に見せ場が訪れると、「5番・レフト、いしはらゆうじろうくん」と出番を告げられた。石原悠資郎は、自身のリサイタルかのように堂々と打席へ。7球目の直球を振り切って左中間を破る先制二塁打を放ち、二塁ベース上でガッツポーズを決めた。

 「強い相手だったけど、力負けはしないと思っていました」

 俳優の石原裕次郎さんが名前の由来。母方の祖父が「石原姓になるなら、孫の名前は“裕次郎”だ」と読みを同じにした。1メートル78、110キロの巨漢には、テレビドラマ「太陽にほえろ!」の「ボス」のような風格さえ漂う。高校通算9本塁打で、背筋などを鍛えるデッドリフトはチームトップの210キロを持ち上げる。「パワーに自信がある」と、2試合ぶりの出場で5番抜てきに応えた。

 好きな野球選手は巨人・岡本で、好きな俳優は石原裕次郎さん。石原さんの歌う「嵐を呼ぶ男」を試合前に聞いて気持ちを高めることも。打撃用手袋に「嵐を呼ぶ男」と刺しゅうを入れていたこともある。大阪桐蔭撃破に導く決勝打に「今日は嵐を呼べたかな」と笑顔を見せた。

 8回には死球で出塁。自身の代走として出場したのは、裕次郎さんの兄・慎太郎さんと“2文字違い”の石原慎詞(2年)だった。神戸の「石原軍団」が09年以来16年ぶりの神宮切符に王手をかけた。 (河合 洋介)

 ◇石原 悠資郎(いしはら・ゆうじろう)2008年(平20)5月10日生まれ、岡山市出身の17歳。小1から相生・港クラブで野球を始め、中学では東岡山ボーイズに所属。神戸国際大付では1年秋からベンチ入りし、今秋は近畿大会から背番号17。1メートル78、110キロ。右投げ右打ち。

 ≪2年ぶり優勝を逃す≫大阪桐蔭は8安打で1得点に終わり、2年ぶりの優勝を逃した。同校OBの西武・中村剛の長男である勇斗(1年)は、8回から三塁守備に就いて近畿大会初出場を果たした。「ほぼ出場できずに実力不足を感じた」。今秋は背番号14で初のベンチ入りを果たしたが、出場機会は大阪大会での代打1打席と今回の計2試合。練習試合では通算3本塁打を放っている中、「全体的にレベルアップしないといけない」と課題を持ち帰った。

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