【ソフトバンク・有原航平 独占手記】守ってくれた野手、意思疎通してくれた捕手ら仲間に「感謝したい」

[ 2025年11月1日 06:00 ]

10月30日、祝勝会でシャンパンをかけられるソフトバンクの有原(中央)(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・有原航平投手(33)が日本一から一夜明けた31日、本紙に独占手記を寄せた。今季は2年連続開幕投手から14勝を挙げ、2年連続3度目の最多勝タイトルを獲得しリーグ2連覇に貢献した。日本シリーズでは第1、第5戦の2試合に先発。自身2度目となる日本一奪還の原動力となった。タフネス右腕は仲間への感謝を言葉にし続けた。

 【独占手記】第5戦を中4日で投げさせてもらいました。確か、オールスターで中4日はありましたけど、ちゃんとした登板は過去になかったと思います。いい投球ではなかったですけど、何よりもチームが勝てたこと。凄く良かった。とりあえずはいい形で終わることができました。良かったです。

 いいところで投げさせてもらっての日本一。気持ちが違いますね。去年もDeNAとの初戦と最終戦で投げさせてもらいました。前回は勝てず、あの形でシーズンが終わったので、むちゃくちゃ悔しかったんです。なので、うれしさが違います。日本ハム在籍時の16年にも広島との第3戦に先発して、その後チームは日本一になりました。前回もうれしかったですけどまた勝つことができました。何とか力になれて良かった。

 今年は春から苦しみました。スタートから悪かった。球自体の見直しに加えて、フォームの微調整を加えながら、交流戦頃から何とか立て直すことができたのかな。チームに迷惑をかけてきたので“もう、やるしかない”と思っていました。リーグ中盤からは春のときよりはしっかりと自分が投げたいと思うところに投げられるようになっていきました。

 本当に守ってくれた野手の皆さんに感謝したいです。僕はゴロピッチャー。内野ゴロが多ければ試合のリズムも自身の投球リズムも出てくる。あとはどれだけ直球でファウルが取れるか。どれだけ内野ゴロで打たせて取るかがスタイルなので。そんな中で内野、外野手の皆さんは鉄壁の守りで応えてくれてうれしかった。打線でも援護してくれて本当に助かったと思っています。

 そしてキャッチャーの皆さんにも本当に感謝しています。昨年まで、ほぼ9割9分、甲斐(現巨人)とのバッテリー。投げたあとは“こうだったよね”などと話はしてきました。4月(11日ロッテ戦)からは海野とのバッテリーでした。本当にずっとコミュニケーションを取って、2人で意見を出し合いました。“これがいいよね”とか“これでいきたい”など交流を図ることができました。本当にそこが良かったです。タニ(谷川原)とも組みました。話し合いました。僕が開幕から抑えていれば…と。申し訳ないと思っています。そしてリク(渡辺)に嶺井さん。本当に捕手とのコミュニケーションに関しては、これまでで一番取れていたと思っていますね。

 とにかく、いいところに投げることが大事。まだまだ課題もありますし良くなると思っています。でも、まずはゆっくり休ませてください。 (福岡ソフトバンクホークス投手)

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