片岡篤史氏 悔やまれる阪神・近本光司の7回3ボールから見逃し 待てのサインなければ打っていい球

[ 2025年10月29日 01:15 ]

SMBC日本シリーズ2025 第3戦   阪神1-2ソフトバンク ( 2025年10月28日    甲子園 )

<神・ソ>7回、空振り三振に倒れて悔しげな表情を見せる近本
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 【片岡篤史 視点】惜しい試合だった。阪神は4回以降、6イニング連続で得点圏に走者を進めながら、あと一本が出なかった。4回1死一、二塁、7回1死三塁などは相手の守りのミスも絡んでのチャンス。ペナントレースではミスにしっかりつけ込めていた阪神だが、シリーズでは流れに乗れていない。

 ポイントだったと感じたのは7回1死三塁での近本の打席だ。2番手・藤井との勝負で3ボールとカウント有利になった。待てのサインが出ていなければ、4球目の高めの真っすぐは近本なら打っていい球だった。5球目、6球目と連続フォークで空振り三振。真っすぐ一本で行けるカウントだっただけに悔いが残る一球になった。

 最優秀防御率のモイネロをはじめ継投で出てくる投手も、やはりレベルは高い。簡単に打てる相手ではないからこそ狙った球をしっかり仕留めるかどうかが勝負の分かれ目になる。

 甲子園初戦を才木で勝てなかったことで、第2戦でデュプランティエを起用した先発の組み方が問われる形にもなってきた。第4戦は何とか攻守ともに修正して、王手をかけられることを阻止すべき。佐藤輝の状態はいいし、森下の走塁も意欲的。今季初めて劣勢に立たされたが、巻き返しに期待したい。(スポニチ本紙評論家)

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