劇弾のフリーマン 大谷翔平敬遠連発に奮起「最終的に我々がやり遂げました」WS史上初2本目サヨナラ弾

[ 2025年10月28日 17:20 ]

ワールドシリーズ第3戦   ドジャース―ブルージェイズ ( 2025年10月27日    ロサンゼルス )

サヨナラ本塁打を放ち、喜びを表現するドジャース・フリーマン(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、本拠でのブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦に「1番・DH」で

出場し、2本塁打を含む9出塁の歴史的活躍を見せた。チームは5―5の延長18回にフレディ・フリーマン内野手(36)のサヨナラ本塁打で劇的勝利。WS史上2番目の試合時間となる6時間39分の死闘を制し、対戦成績を2勝1敗とした。

 実績と経験が違う。死闘に力ずくで終止符を打ったのはフリーマンだった。延長18回、ブルージェイズ9番手・リトルのシンカーを一振りで捉えた。打球は高い弧を描き、バックスクリーンへフェンスを越えたことを確認するとフリーマンは両手を挙げて大喜び。球場は大歓声が支配した。

 6時間半を超えるゲーム。しかしフリーマンは「実はそこまで疲れていませんでした。我々のブルペンがあれだけの投球をしていたら、何度でも気合が入り続けます」と言葉をかみしめた。「0点がずっと続く中、タフな左腕で、シンカーと鋭いカーブボールを投げる投手から、なんとか出塁しようとしていました。でも、カウント3-2になって、良いスイングをすることができました」と振り返った。昨年、ヤンキースと戦ったWS初戦でサヨナラ満塁弾を放った。この日のサヨナラ本塁打で、WS史上初の複数回のサヨナラ本塁打を記録した選手となった。

 2つ前の打者・大谷翔平は2本塁打など4長打を記録した後の5打席目から徹底的に勝負を避けられた。フリーマンは「我々の明日の先発投手が今夜、9回も出塁したことを忘れないようにしないといけまないね」と笑顔を見つつ「本当に信じられないです。あれだけ絶好調で、今夜のショウヘイのようにセンター右やセンター左に打球を飛ばしていると、彼が良い状態なのは明らかでした。だから(敬遠は)正しい判断です。彼の最初の4打席の後なら他の選手に打たせてみようと考えるわけです。時間はすごくかかりましたが、最終的に我々がやり遂げました」と胸を張った。

 チームの「顔」でもあるベテランは、自身の殊勲打より、大谷の9出塁による献身性を称賛する。「彼はユニコーンです。ショウヘイを表現する形容詞はもうありません。最後の打席ではついに投手も彼と勝負しましたが、それでも彼は焦って大振りになることなく、出塁する冷静さを持っていました。彼は本当に信じられない選手です。2018年に彼が来てからずっと彼の話をしてきましたが、彼をを表現する言葉が尽きています」と笑顔だった。

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