広島ドラフト4位 北海学園大・工藤泰己投手 「唯一無二の選手になりたい」平均球速160キロ以上が目標

[ 2025年10月24日 05:05 ]

<ドラフト会議・北海学園大>広島から4位指名を受け笑顔でポーズを決める工藤(撮影・高橋 茂夫)
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 プロ野球ドラフト会議が23日、都内のホテルで行われ、北海学園大の工藤泰己投手は広島から4位で指名された。

 仲間の大歓声と拍手の中で、工藤は一瞬戸惑っていたが、「まだ(同期が)呼ばれていないので、率直に喜んでいいのか一瞬考えたが、これからライバルになる存在なので喜びました」と心からの笑顔を見せた。

 目指すのは「唯一無二の選手」だ。3月の巨人3軍との交流試合で158キロをマークし、4月には159キロと伸びた。球速が注目された右腕の“唯一無二”とは「平均球速160キロ以上、変化球も一級品、どんなボールでも抑える投手」。野球を始めるきっかけとなったダルビッシュ(パドレス)のような孤高で、次代に憧れられる存在を目指す。

 21年10月11日。工藤が決意を固めた日だ。当時北海3年生。同期の木村大成投手のソフトバンク3位指名を仲間と見届けた。同期の指名がうれしかった半面「うれしがっている自分が悔しかった」。気持ちに火が付き、この日を迎えた。「ドラ1でプロに行くという目標は達成できなかったのは残念だが、自分を必要としてくれているのは変わらない」とすがすがしかった。

 大学ではあらゆる役割をこなしたが、「先発として9イニングを自分だけで投げ切るのが理想」と青写真を描く。高校同期の宮下朝陽内野手(東洋大)もDeNAに3位指名され、工藤を含めて同期4人がプロでしのぎを削る。中学時代同じクラブチームで、ともにプロを目指してきた高谷と一緒に新たな世界に挑む。「1年目から、一年間1軍でケガなく投げることが目標」。唯一無二の投手へ、工藤の新たな挑戦が始まる。(竹内 敦子)

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