大谷翔平“別人騒動”から2年 カナダ中を落胆させた男が、今ブルージェイズを応援する理由

[ 2025年10月23日 10:21 ]

ロジャーズ・センター
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 ロサンゼルス・タイムズ紙が22日(日本時間23日)、2年前の12月に大谷翔平と間違われた男について報じた。

 トロントと南カリフォルニアに自宅を持つカナダの著名な実業家ロバート・ハージャベックのプライベートジェットがトロントに到着したとき、カナダ中が「大谷がブルージェイズと契約するためにやって来た」と思い込んでいた。空港には報道陣とカメラマン、さらにはニュースヘリまで集結した。だがその飛行機から降りてきたのはハージャベックだった。カナダ全土が失望した。そしていま、祖国カナダのチーム・ブルージェイズが大谷の所属するドジャースとワールドシリーズで対戦することになり、ハージャベックは「このシリーズで応援することで、カナダ人の失望を少しでも償いたい」と語っている。

 あの運命の日、ハージャベックは5歳の双子の子どもたちを連れてトロントへ向かっていた。普段なら着陸前に地上の情報を把握しているはずだが、その日は違った。子どもたちとボードゲームをして落ち着かせるために、機内の携帯やタブレットをすべて電源オフにしていたのだ。そして一家が飛行機から降りると、そこは全国ニュースの嵐だった。

 「これまでの人生で、あれほど多くの人を失望させたことはありますか?」と尋ねられると、ハージャベック「いい質問だね。僕の人生最大の功績は、国全体を一度に落胆させた男ということさ」と大笑いしたという。ドジャースとブルージェイズ、どちらもホームチームと呼べるが、今回のシリーズではトロントを応援している。「そうしなきゃ。だって、もう一度カナダ中を失望させるわけにはいかないからね。このワールドシリーズでの応援で、少しでもカナダの皆さんに償いができればいいと思っているよ」と話している。

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