ドジャース・大谷翔平 練習用銀色バットで修正 先頭三塁打で先制導く WS王手!第4戦先発で決める

[ 2025年10月18日 01:30 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦   ドジャース3―1ブルワーズ ( 2025年10月16日    ロサンゼルス )

特製バットで打撃練習を行った大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースは16日(日本時間17日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第3戦に3―1で競り勝ち3連勝。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手(31)は初回に右翼線三塁打を放ち、勝利に貢献した。2年連続のワールドシリーズ進出を懸け、17日(日本時間18日午前9時38分開始)の第4戦は先発マウンドに上がる。

 大谷が食らいついた。初回。初戦に続き大谷対策として先発した左腕アシュビーの外角スライダーを、右手一本で拾って右翼線へ運んだ。8試合ぶりの長打となる三塁打。続くベッツの二塁打で先制のホームを踏んだ。

 今ポストシーズン(PS)は38打数6安打、打率・158、2本塁打、6打点。本調子ではない中、デーブ・ロバーツ監督は「彼はもがきながら乗り越えようとしている」と評価。大谷はPSで2年連続で先頭打者弾を記録しており、PSでの複数の先頭弾と先頭三塁打をマークするのは史上初の珍しい記録となった。ブルワーズのパット・マーフィー監督は「彼は常に危険な存在だ」と称賛した。

 不振脱出へ、前日には志願して今季初の屋外フリー打撃を敢行。黒バットの先端半面が銀色に塗装された練習用の特製バットを、公の場で初めて披露した。昨オフの左肩手術後、左腕が後ろに引っ張られる動きを避けるために今季から使い始め、アーロン・ベイツ打撃コーチは「スイング軌道を正しく保つことが目的。銀色の部分でボールを捉える意識を持ってスイングしている」と説明した。

 特製バットは34・5インチ(約87・6センチ)、32オンス(約907グラム)で試合用と同じながら、視覚的にスイング軌道を確認できる効果があるそうで「バットを外から内に出すのではなく、ゾーンの中を真っすぐ通す感覚を身につけるためのもの」と同コーチ。新たな「相棒」とともに、復調のきっかけをつかもうと必死にもがいている。

 17日(日本時間18日)の第4戦に先発する。指揮官は「彼はユニコーン(伝説上の動物)。明日も良い投球をしてくれる。集中して打撃でもいい働きをしてくれる」と期待を寄せた。4連勝で今季4度目のシャンパンファイトへ。大谷に大きな舞台が託された。(柳原 直之)

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