伊東勤氏 ソフトバンクのベテラン・有原の“凄み”右打者にツーシームで内角攻め徹底

[ 2025年10月17日 05:30 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第2戦   ソフトバンク3―0日本ハム ( 2025年10月16日    みずほペイペイD )

有原の内角攻め
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 【伊東勤 視点】ベテラン・有原と若手の福島。両先発の投げ合いは見応えがあった。ソフトバンクのバッテリーは前日レイエスに打たれたこともあり、配球を変えてきた。レイエス、マルティネス、郡司という主軸の右打者をツーシームで徹底した内角攻めにした。

 初回1死一、三塁からレイエスに3球ツーシームを内角に突っ込んでフォークで空振り三振。マルティネスはツーシームとフォークで三ゴロ。3人の中でも郡司に対する有原の攻めは凄みさえ感じさせた。

 2回は10球中7球がツーシーム。1死二、三塁で迎えた4回も初球フォークの後、4球連続内角へのツーシーム。空振りした4球目と一邪飛に終わった5球目はいずれもボール球。内角しか待っていない郡司はストライクゾーンがベース半分ぐらいずれて見極めができなくなっていた。

 1死満塁の6回も内角ツーシームを2球続けて遊ゴロ。新庄監督は左の代打を送ってもよかったと思う。負けが先行しているチームに不調な選手の立ち直りを期待している余裕はないからだ。

 福島はコンパクトな腕の振りから質のいい直球を投げる。打者は手元で差し込まれていた。変化球の精度もいいから打撃カウントでも簡単にストライクが取れる。結果は負け投手となったが、未来につながる投球だった。(スポニチ本紙評論家)

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