ド軍指揮官 今季6戦全敗のブ軍を警戒「何でもやってくる。常に食い下がる」日程面ではド軍有利

[ 2025年10月13日 09:03 ]

会見するドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原直之)
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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が12日(日本時間13日)、13日(同14日)から始まるブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)前日会見に出席。今季レギュラーシーズンで6戦全敗と1勝もできなかった天敵への警戒感を口にした。

 今季の対戦成績はドジャースが6試合計16得点、31失点。ドジャースのブルワーズ戦チーム打率.179、防御率4.30に対して、ブルワーズのドジャース戦チーム打率は.274、防御率2.75と圧倒的な開きがある。ブルワーズはナ・リーグ最高勝率でポストシーズン(PS)に進出したのに対し、ドジャースはリーグ3位の勝率。一方でPSではドジャースがレッズとのワイルドカードシリーズは2連勝、フィリーズとの地区シリーズも3勝1敗で勝ち上がってきたのに対し、ブルワーズはカブスとの地区シリーズは3勝2敗と第5戦まで総力戦を強いられ、日程面ではドジャースに分がある。

 ブルワーズの印象を問われたロバーツ監督は「彼らはシーズン序盤に対戦したときと似ている。非常に良い野球をしていると思う。シーズン終盤は少し苦しんでいたようだが、今はまた本来の形に戻ってプレーしている。我々も状態はかなり良い。健康面でも、ポジションプレーヤーも投手陣も整っている。良いシリーズになると思う」と話した。

 ブルワーズは走塁にも定評があり、抑える自信について問われると「自信はある。彼らがアグレッシブなのは理解している。ウィル(スミス)の送球力は高い。ただ、投手陣にもモーションの工夫やクイックが求められる。かなり意識しておく必要はあるだろう」との見方を示した。

 堅実なブルワーズの野球に対抗するために必要なことについては「最も大事なのは先制すること。リードすれば、彼らの攻めも少し抑え気味になる。逆に先行されると、一気に攻めを強めてくる。マーフィー監督は積極的だ。ヒットエンドラン、三塁進塁、盗塁。何でもやってくる」と警戒した。

 コンタクト率が高いブルワーズ打線の対策については「とにかく攻めること。慎重になりすぎると1打席に6~9球も使ってしまう。だから早めのカウントで勝負して結果を受け入れるほうがいい。もちろん有利なカウントでは三振を取りにいくが、基本はフィリーズ戦のように攻めていくことが大事だ」とナインに攻める姿勢を持つことを求めた。

 マーフィー監督との駆け引きについても言及。「チーム構成やロスター次第だね。一般論としては左右の有利、不利を考えるのは理にかなっているが、ポストシーズンではオフも多く、シーズン中ほど打者交代を多用しない。終盤の代打のコストを考えると、慎重になることも多い。もちろん信頼している選手は代えないし、先発攻略のための打順構成が重要」と話した。

 これまでにブルワーズのポテンシャルを感じていたかを問われると「間違いなく」と断言。「彼らは粘り強く、ハングリーで、マーフィー監督の性格そのもの。長打力のある選手もいて、守備も良く、投手力も高い。常に試合に食い下がる、本当に強いチーム」と賛辞の言葉が止まらなかった。

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